きちんと見えしたいシーンで、つい頼りたくなる「黒」。着るだけで引き締まって見え、失敗しにくい色というイメージがありますが、実はこの黒こそが“大人の見え方”を左右する難関カラーなのです。気づかないうちに黒を重ねすぎてしまうと、無難を通り越して重たく、どこか古い印象に寄ってしまうことも。そこで今回は、冬にやりがちな「おば見えにつながる黒アイテムの使い方」を、今っぽく見せるための整え方とともに解説します。
黒アウター×黒トップスで“影だけが残る”印象に
黒のロングコートやジャケットは冬の定番ですが、中まで黒でまとめてしまうと、シルエットや素材の違いが見えにくくなります。光を吸収する色同士が重なることで立体感が消え、全体がのっぺりとした印象に。きちんと感はあるのに、なぜか古く見える原因は、黒そのものではなく「黒の分量」です。
今っぽく見せたいなら、黒は主役にせず、あくまで引き締め役に回す意識が必要です。
黒ニットは“形と質感”を更新しないと危険
黒ニットは便利な反面、サイズ感や素材が少しでもズレると、一気に生活感が出やすいアイテム。特にゆったりしすぎた黒ニットは、体のラインを曖昧にし、重心を下げて見せがちです。
今の黒ニットは、コンパクトすぎず、だらしなくもならない「程良くゆとりのあるシルエット」が大前提。さらに、ウールやカシミヤなど、光をほんのり拾う素材を選ぶことで、黒でも表情が生まれます。
