|途中下車して鬼伝説の地を散策
京都と言えば鞍馬山の天狗や今出川通の百鬼夜行と並んで有名な大江山の鬼・酒呑童子。京の若者や娘が酒呑童子や配下の鬼たちにさらわれたため、実在の武将・源頼光と藤原保昌によって成敗されたお話です。福知山市大江町では「鬼の里」をアピール。大江駅では鬼伝説の地も散策できます。

▲駅の目の前に並ぶ無数の鬼瓦
大江駅には10時22分に到着して出発は11時1分なので、40分ほど時間があります。ここでは途中下車ができるので駅舎の目の前にある「大江山鬼瓦公園」を散策。全国の鬼師(鬼瓦製作者)の手になる鬼瓦72個が飾られます。このほか鬼の街灯や鬼のマンホールなどもありました。

▲駅には売店も。駅舎の2階は鬼瓦の展示スペースです
売店では地酒やお土産の菓子、地元の物産品のほか鬼グッズも並んで種類豊富。掘り出し物が見つかります。
|金太郎も登場「大江山デザートプレート」
二皿目は大江山の鬼退治で活躍した金太郎をモチーフにしたデザートプレートです。源頼光によってその怪力を認められた金太郎は、家来になって坂田金時と改名。源頼光の四天王のひとりとして、酒呑童子を退治した時も活躍したと伝わります。
「金太郎プレミアムロール」は、生クリームの中に福知山の老舗「山城屋茶舗」が焙煎する赤鬼ほうじ茶のジュレが入ります。「大江山BonBon 」のほか、モミジとイチョウのラングドシャを飾る秋を思わせるデザートプレートです。

▲金太郎の笑顔が可愛らしい「大江山デザートプレート」
「大江山BonBon 」は、和栗の渋皮煮をバニラクリームとマロンクリームで包み、まわりをチョコレートでコーティング。フワリと柔らかな食感です。

▲大江山をモチーフにした特製BonBon
コーヒーは京都丹後鉄道のオリジナルブレンド「丹鉄珈琲」。ウェッジウッドのカップでいただきました。

▲コクがあって飲みやすい「丹鉄珈琲」
