「仕事帰りにコンビニスイーツを買うのが当たり前になっていた」——そんな習慣を見直しただけで、30代会社員のOさん(仮名)は4ヶ月で体重−5kg・ウエスト−6cmを達成しました。特別な食事制限や運動は一切なし。ルールはシンプル、夜のスイーツを断つだけです。そこで今回は、そんな小さな習慣改善で体も生活も大きく変わった実例を紹介します。
夜のスイーツは“太りやすさ”の温床
コンビニのスイーツは1つあたり300〜500kcalと高カロリー。しかも夜に食べると消費されにくく、そのまま脂肪として蓄積されやすいのです。さらに夜は、食欲を増進するホルモン「グレリン」が活性化するため、甘いものの誘惑に負けやすい時間帯でもあります。
「毎晩“自分にご褒美”と手を伸ばしていたのですが、翌朝の体の重さや罪悪感に悩まされてもいたんです」とOさん。夜スイーツの習慣こそが、太りやすさと疲労感の原因になっていたのです。
“置き換えルール”で無理なく継続
完全に我慢するとストレスが溜まるため、Oさんは「置き換え」を工夫しました。たとえばアイスの代わりに無糖ヨーグルトにベリーを添える、ショートケーキの代わりにみかんやキウイを選ぶなど、ヘルシーな代替えで満足感を得られるようにしたのです。
「“甘いものが欲しい”という気持ちは否定せず、置き換えで満足するようにしました」と振り返るOさん。余分な糖質や脂質を抑えながら、心のストレスも軽減できたといいます。
