寒さのピークは越えたはずなのに、装いだけは真冬のまま。いつものコートやニットを着ているだけなのに、なぜか全身が重たく見えたり、気分と服装が噛み合わない感覚に陥ることはありませんか。1月後半は、気温と季節感、そして自分の気分に微妙なズレが生まれやすい時期。そのズレが、知らないうちに“おば見え”につながってしまうこともあります。
防寒を優先しすぎると、全体バランスが止まりやすい
ロングコートに厚手ニット、ボリュームのあるストールやブーツ。寒さ対策としては安心感がありますが、重たいアイテムが重なるほど、シルエットに変化が生まれにくくなります。縦のリズムがなくなることで、全体が間延びして見えたり、着こなしにメリハリが出にくくなるのがこの時期の落とし穴です。
色味が暗くなりがちな点も、印象を重く見せる要因のひとつ。防寒アイテム自体が悪いわけではなく、組み合わせのバランスが「年明け前」で止まっていることが、違和感の正体といえそうです。
気分は前向きでも、服だけしっくりこないのは感覚のズレ
日差しが少し柔らいだり、街に明るい色が増え始めると、気持ちは自然と軽やかになります。一方で、クローゼットには防寒重視のアイテムが並び、無意識に同じ組み合わせを選び続けてしまうことも。気分と服装のテンポがずれると、「なんとなくしっくりこない」状態が続きやすくなります。
この違和感は、トレンドの問題というより、季節の切り替えタイミングに起こる感覚のズレ。まずは、自分が「少し軽さを求め始めている」ことに気づくだけでも、服の選び方は変わってきます。
