以前なら楽しかったことに、今はあまり心が動かない。特別イヤな出来事があるわけでもないのに、気分が上がらない日が増えた。40代を超えて、そんな変化を感じ始める女性は少なくありません。この状態は、心と脳の疲れ方が変わってきたサインかも。大人世代に起こりやすい“感情の鈍り”には、いくつかの理由があります。
忙しさが続くと、感情の反応が弱くなる
日々の仕事や家事に追われる生活が続くと、脳は常に処理モードになり、感情を味わう余裕が少なくなっていきます。すると、うれしいことがあっても心が追いつかず、「楽しいはずなのに実感がない」状態になりやすくなります。これは気持ちが冷めたのではなく、感情を受け取る回路が疲れている状態。脳が省エネモードに入ることで、喜びやときめきといった反応が鈍くなることもあるのです。
ホルモンの変化が気分の安定感に影響することも
40代以降は女性ホルモンの分泌がゆるやかに変化し始め、気分の安定感に影響が出やすくなります。以前より気持ちが揺れやすくなったり、感情のメリハリを感じにくくなったりするのは、この時期特有の変化のひとつ。「なんとなく楽しくない」「前ほど気分が上がらない」という感覚は、体の内側のリズムが変わってきた結果とも考えられます。
