仕事や家事に集中できる時間が短くなった気がする。スマホを見ながら別のことをしているうちに、何をしていたのか分からなくなる…。そんな変化を感じ始めるのが、ちょうど40代前後の時期です。「集中力が落ちたのかな」「脳が衰えてきた?」と不安になりますが、実はこれ単純な老化ではなく“脳の使われ方の変化”が大きく関係しています。
情報過多で脳が常に疲れている状態に
今の生活は、仕事の連絡、SNS、ニュース、家事の段取りなど、脳が処理すべき情報で溢れています。脳は本来、集中と休憩を繰り返しながら働く仕組みですが、大人世代は常にマルチタスク状態になりやすく、回復する時間が足りなくなりがち。その結果、集中力を保つためのエネルギーがすぐに枯渇し、「すぐ気が散る」「長く続かない」という状態になってしまうのです。
ホルモン変化で“思考の持久力”が落ちやすくなる
40代以降は女性ホルモンの分泌がゆるやかに低下し、脳内の神経伝達にも影響が出やすくなります。これにより、気分の安定だけでなく、集中を持続させる力や、頭の切り替えスピードにも変化が起こりやすくなっていくのです。以前は難なくこなせていた作業が重く感じるのは、能力が落ちたのではなく、脳のエネルギー配分が変わってきたサインとも言えるのです。
