最近、ちょっとしたことを決めるのにも時間がかかる。何を着るか、何を食べるか、予定を入れるかどうか…。以前なら迷わなかった場面で「考えるのが面倒」「今日は決めたくない」と感じる日が増えていませんか?実はこの変化、性格の問題ではなく、40代以降に起こりやすい“脳の省エネモード”が関係している可能性があります。
判断すること自体が、脳にとっては重労働
決断には、情報を集めて比べて、結果を想像して選ぶという複数の脳機能が同時に使われます。つまり「決める」という行為そのものが、かなりエネルギーを消費する作業。大人世代は仕事や家庭で日々たくさんの判断を重ねており、脳が常に稼働し続けている状態になりやすくなります。その結果、エネルギーが不足してくると、脳は自然と「これ以上使わないようにしよう」と判断回路の働きを抑え、決断を後回しにしたくなるのです。
ホルモン変化で思考の切り替えが遅れやすくなる
40代以降は女性ホルモンの分泌がゆるやかに変化し、脳内の神経伝達にも影響が出やすくなります。これにより、気分の切り替えや思考のスピードが以前より緩やかになり、「決めるまでが長い」「一度考え始めると止まらない」と感じやすくなることも。迷いやすくなるのは、脳の処理テンポが変わってきた結果とも言えます。
