2023年5月にオープンしたホテル【ラビスタ函館ベイANNEX】は、またリピートしたくなるディナーが魅力です。牛しゃぶしゃぶをメインにした和会席は、港町ならではの絶品お寿司の食べ放題付きなので、予算を気にせずお寿司を存分に楽しめます。
|漁師たちの仕事場「番屋」
食事は朝夕共に2階にある「お食事処 北の番屋(KITA NO BANYA)」でいただきます。夕食時間は17時30分からと19時30分からの2部制で、チェックイン時に時間を選びます。

▲夕食会場「北の番屋」
寄木細工を思わせる看板には北国の海の厳しい環境を表現したかのような「北の番屋」のロゴが印象的。どんな料理をいただけるのか、気分が盛り上がります。

▲ゆったりとしたテーブル席
番屋とは海岸線に建てられた漁師の作業場兼宿泊施設のことで、北海道では明治期に盛んだったニシン漁のため、200人を超える雇人が寝泊りする大規模な番屋も存在したのだとか。そんな番屋のイメージをそのままに、広く取られたスペースや、板張りの壁と床、格天井と障子などを採り入れています。
|さまざまな味を前菜で
取材したのは2025年12月。「冬麗(ふゆうらら)」と名付けられた冬のメニューをいただきました。会席料理の始まりに前菜が用意され、地元産のジュースが添えられます。
ノスタルジックなグラスで運ばれたのは、果実の栽培が盛んな余市産の白葡萄 “ナイアガラ” のジュース。甘味が強くさっぱりとした味わいで、芳醇な香りが口の中に広がります。

▲食前酒「北海道余市町産ぶどうジュース~ナイアガラ~」
5品の前菜は、麻の葉模様の組子細工のお盆で運ばれます。左上から「養老豆腐」、「鮟鱇(あんこう)の南蛮漬け」、「つぶ貝松前」、「小松菜白和え」、「海老の旨煮 牛筋肉の煮こごり オランダ煮」。さまざまな味を試すことができました。

▲料理の始まり「前菜5種」
前菜の酢の物は鮟鱇(アンコウ)の南蛮漬け。柚子のさっぱりした味が甘酢の風味をひきたてます。

▲「北海道産鮟鱇の南蛮漬け 柚子かぶら」
藩政時代に松前藩領内で作られたスルメと昆布の漬物が発祥とされる松前漬け。つぶ貝のコリコリ食感や上品な甘味が感じられました。

▲前菜の一皿「つぶ貝松前」
