孫を待ち望む気持ち
周りの友人たちは、みんな孫がいます。集まるたびに孫の写真を見せ合い、「可愛いでしょう」と自慢し合う姿を見ていました。私だけが何も見せられない。その焦りが、少しずつ大きくなっていったのです。
息子夫婦に会うたび、「子どもはまだ?」「早く孫の顔が見たいわ」と聞いてしまいました。「早い方がいいわよ」と、つい口にしてしまうこともありました。
お嫁さんは笑顔で「そのうちですね」と答えてくれていたので、大丈夫だと思っていたのです。聞くことで傷つけているなんて、考えもしませんでした。
良かれと思って
私は息子夫婦のためを思って言っているつもりでした。子どもは早い方がいい。体力的にも、経済的にも。お嫁さんのためを思ってのアドバイスだと信じていたのです。
息子から何か言われることもなく、お嫁さんも表面上は笑っていたので、問題ないと思っていました。私の言葉がどれほど重荷になっていたのか、その時は全く気づいていなかったのです。
