東日本大震災から15年。防災意識は高まっていても、「防災リュックは押し入れの奥」という人は少なくありません。食料や水の備蓄は考えていても、“自分の身だしなみ”までは後回しになりがちです。
けれど、もしものときに心を支えてくれるのは、案外「いつもの自分らしさ」かもしれません。ふと鏡に映った自分の顔に、少しでも整った印象があれば、それだけで気持ちは落ち着くもの。大人世代が本当に準備しておきたい“防災ポーチ”の中身を、今あらためて見直してみませんか?
水が使えない前提で考える顔や髪のケア
断水時にまず困るのが、顔や髪のケア。そんなときに頼れるのが、拭き取りタイプのクレンジングシートや洗顔シート、ドライシャンプーです。汗や皮脂をそのままにしておくと不快感が増し、気持ちも沈みがちになります。
また、コンパクトな歯磨きシートや液体ハミガキもあると安心。周囲との距離が近い環境では、清潔感を保てるかどうかが精神的な負担の軽減にもつながります。
“身だしなみを整える”と気持ちが安定する
フルメイクは難しくても、眉とリップがあるだけで印象は整います。眉ペンシルと色付きリップは、防災ポーチにも収まりやすい軽量アイテムです。
「少し整えた自分」でいることは、想像以上に心を落ち着かせてくれます。避難所生活のように不安が続く状況では、身だしなみを整える行為そのものが、日常感覚を取り戻すきっかけにもなるでしょう。
