ありがたいことに、最近は読者の皆さまからリクエストをいただく機会が増えてきた。今回届いたのはこんな内容だ。
「新時代で無双してほしい」
なるほど。あの「伝串50円・生中190円」でおなじみの、コスパ重視系居酒屋チェーンか。しかも無双とは、ほぼ「暴飲暴食してこい」と言われているようなもの。これはもう下剋上である。
日頃慎ましくひとり飲みをしている私に、あえて無双を求めるとは。だが期待に応えられないようでは女が廃る。というわけで今回の舞台は、新時代。いざ出陣である!
・新時代とは
「新時代」は、全国に店舗を展開する大衆居酒屋チェーン。名物は「伝串」と呼ばれる鶏皮串で、1本税込55円という狂気の価格設定が売りだ。物価高の時代にはありがてえ限りである。
一応伝えておくと、ロケットニュースは経費事前申請制だ。新時代は破格の安さゆえ、そこまで値段は張らないだろう……と思いつつ、今回は「無双(暴飲暴食)」がテーマなので、やや余裕を持って上限5000円に設定した。ひとりだし、さすがに超過することはないはずだ。
・いざ出陣
店内に入ると、これでもかと貼られた「伝串」の張り紙の数々。相変わらず主張が激しい。
そしてファーストドリンクは新時代に来た以上、「生中(税込209円)」一択でしょう‼︎
続いて新時代名物「伝串」も欠かせない。今回は一番人気の「中ピラミッド10本(税込550円)」を注文。
しかし、伝串は提供にやや時間がかかるとのことで、店員さんから早く出るおつまみもどうかと提案された。何がいいか聞くと「どる焼き(税込528円)」と「とり刺しユッケ(税込528円)」とのことなので、そのまま両方頼む。
ほどなくして生中とお通しが到着。てことで……
乾杯!
はい優勝。
すぐに「とり刺しユッケ」も到着。卵黄と甘めのタレが絡んで、素直にうまい。528円でこの満足感は、さすがにお得すぎる。
続いて「どる焼き」と「伝串」も到着。伝串、時間かかるんじゃなかったのか。やられたぜ。
「どる焼き」は、国産の親鶏(おやどり)を炭火焼きにしたもの。真っ黒いビジュアルが特徴だ。歯応えがあってビールが進む。
そして主役の「伝串」。甘じょっぱいタレにカリッとした皮。いわゆるB級寄りで、酒場向きの味だ。
ここで生中を飲み干し、2杯目もそのまま生中を追加。伝串の甘じょっぱさが本当にいいつまみになる。
そして3杯目は「メガハイボール」に突入。1リットルで税込495円という価格設定は、どう考えてもバグである。
さらに、新時代に来たら必ず頼んでしまう「鉄板エリンギバター(税込580円)」も注文。
これが本当に美味しいんだよねえ〜。
テーブルの上には、伝串と小皿がずらりと並び、完全に無双(暴飲暴食)状態である。
メガハイを飲み干し、勢いそのままにもう1杯メガハイを追加した。
こうなると酒が止まらない。メガハイも飲み干し、最後は「ももの紅茶ハイメガ(700円)」をチョイス。甘めの酒でブレーキをかけることにした。
そして最後は「〆の黒醤油葱ラーメン」でフィニッシュ。税込280円で〆まで用意されているあたり、やはり新時代のコスパの良さは底が知れない。
こうして大満足のまま、今回のひとり飲みは幕を閉じた。
ところが……!
