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「異常なし」に安心して10年スルーしてた健診データをAIに投げたら、未来の健康不安が可視化されて具体的な対策までわかった

「異常なし」に安心して10年スルーしてた健診データをAIに投げたら、未来の健康不安が可視化されて具体的な対策までわかった

眠っていたデータが自分を守る「使える知識」に

断片的なデータも、時系列で並べるとパターンが見えてきます。「点」ではなく、「線」で傾向を見ることで、健康への意識が「今の状態」から「将来の予防」へとシフトします。専門用語をかみ砕いてくれるので、自分の体調を言語化しやすく、医師への相談もスムーズに。最終的な判断は医師に委ねますが、受け身だった診察が、疑問を解消するための場へと変わり、眠っていたデータが、自分を守るための知識に変わりました。

【ポイント解説】
POINT1 複数年のデータをまとめて渡す

(または撮影)して渡すのがコツです。面倒なExcelへの手入力は不要になります。AIは画像を読み解き、項目ごとの数値を時系列で並べ直す作業をしてくれるため、「3年前から急に数値が変わった」といった、人間が見落としがちな長期的な変化の兆候を見つけ出しやすくなります。

POINT2 「傾向(トレンド)」を聞く
「今の判定」は結果用紙を見ればわかります。AIにあえて聞くべきは「悪化のペース」や「変動の激しさ」といった推移です。「まだA判定だけど、数値は毎年悪くなっている」という気がつきにくい変化を早めに見つけることで、将来を見据えた予防行動につなげやすくなるでしょう。気になる変化があれば、医師にも相談して確認することが大切です。

POINT3 医師への質問リストを作らせる
「この結果を持って病院に行くなら、医師に何を確認すべきか」を整理する手がかりとして、AIに相談してみましょう。漠然とした不安をそのまま伝えるよりも話す内容の焦点が定まり、限られた診察時間を有効に使うことができます。医師との対話もスムーズになり、疑問や不安をその場で解消しやすくなります。

基準値内の予兆に気づく。点ではなく線で見る健康管理

多くの人は「A判定=健康」と安心しますが、実は数値が年々悪化している場合もあります。AIは一般的な基準値との比較だけでなく、過去の自分との比較から「あなた個人の傾向」を整理してくれます。「まだ大丈夫」という油断の中に隠れた、小さな変化の兆しに気づき、必要に応じて医師に相談する視点を与えてくれるのです。

〈こんなときにも使える!〉
3年分の電気代を可視化。手入力ゼロで「グラフ」作成

USER
〈2022-2024電気代のjpgデータを添付〉
これは我が家の過去3年間の電気代です。画像から「年月」と「請求額」を読み取って、表にまとめてください。さらに、3年間の推移がひと目でわかる「折れ線グラフ」を作成して表示してください。(※「Excelへの入力」という一番面倒な作業が省ける)

Gemini
画像を読み取り、データを抽出しました。
3年間の電気代の推移をグラフにしました。

●冬の負担が圧倒的:5人家族の場合、やはり冬場(1月・2月)の給湯や暖房による消費が激しく、使用量は夏場の1.2倍程度ですが、電気代は燃料費調整額の影響を受けやすく、年間でもっとも高い出費になっています。
●2023年の価格高騰:青い棒(使用量)は2022年と2023年でそこまで変わっていないのに、赤い線(金額)が2023年1月に突出しています。これは、当時の燃料費高騰や電気料金の値上げなど、社会情勢の影響を反映している可能性があります。
●夏のピーク:8月も山になりますが、冬ほどではありません。ただし、近年の猛暑により2024年の夏は使用量が落ちておらず、秋口(9月・10月)までエアコン使用が響いている様子がグラフから読み取れます。(※3年分を重ねて見ると、季節ごとの傾向がわかる)

文/宮崎真理 写真/PhotoAC

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