先日、日本初デジタルバンク「みんなの銀行」にて、開発現場を肌で感じる「2daysインターンシップ」が開催されました。
今回のワークテーマは、「GitLabで実際のコードに触れ、課題解決を通して開発のリアルを体験しよう」。単なるプログラミング体験に留まらない、デジタルバンクのエンジニアが日常的に向き合っている「本物のプロセス」を再現した、2日間の舞台裏をレポートします。
チーム戦!ポイント制で挑む「バックログ攻略」の戦略
今回のワークは、1チーム3〜4名のチーム制で実施しました。各チームに課されたミッションは、GitLab(バージョン管理システム)上に並んだ、解決すべきタスクの一覧である膨大な「issue(課題)」を解決し、より多くのポイントを獲得することです。
このワークの肝は、単にコードを書くことではなく、チームとしての「戦略」にあります。issueには難易度や重要度に応じたポイントが設定されており、限られたリソース(時間と人員)をどう配分するかが勝敗を分けます。
「まずは簡単なバグ修正を確実にこなして、開発環境に慣れよう」
「この課題は配点が高いけれど、依存関係があるから先にこっちを終わらせないと……」
「このissueは難易度が高いから、二人で一気に片付けよう」
各チームに配属されたマネージャーを中心に優先順位を判断していく姿は、まさにアジャイル開発を行うプロの現場そのもの。1日目の開発時間は、キーボードを叩く音と、チーム内での活発な議論が絶え間なく響いていました。
「書くだけ」は卒業。徹底された「プロの開発フロー」を完全再現
今回のインターンで私たちが一番伝えたかったのは、「コードを書くことは、開発工程のほんの一部に過ぎない」という事実です。参加者の皆さんには、実際に社員が使用しているものと同等の開発PCを貸与し、以下の開発フローを体験していただきました。
【当日のリアルな開発フロー】
①GitLabからコードをクローン:共通のサーバーからプログラムの「設計図」をダウンロード。
②ローカル環境でのissue(課題)対応:自身のPC上でコードを修正・実装。
③GitLabでMerge Request(MR)作成:修正を全体のコードに合流させるリクエストを送る。
④CI(継続的インテグレーション)確認:自動でビルドやテストを実行し、不具合を即座に検知する仕組み。
⑤チーム内レビュー:仲間から「ここ、もっと良くできるよ」といった鋭い指摘をもらう。
⑥Google Cloud(Cloud Run)へのデプロイ:書いたコードをサーバーへ流し込み、サービスとして動く状態にする。
⑦検証環境での最終動作確認:正しく動くか自分の目でチェック。
⑧メンターチェック:プロのエンジニアによる最終関門。
⑨Merge Requestのmasterマージ!:承認され、公式ソースコードへ反映。これがポイント獲得の瞬間です。
特に「CIが通らない!」「レビューで想定外の指摘が来た!」といったトラブルに直面した際、チームで知恵を出し合い解決していくプロセスこそが、エンジニアリングの醍醐味です。マージが完了した瞬間、会場のあちこちで喜びの声が上がっていました。
![日本初デジタルバンクの開発現場を完全再現! GitLabで挑むバックログ攻略の2日間[インターンレポート]](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/179/2026/3/1772609458944_dhw8dzkfd0t.jpg?maxwidth=800)