2026年4月2日(水)、神奈川県相模原市にて「KFC 次世代モデル店舗 相模原大野台店 オープニングセレモニー&新商品『ゼリードリンク』発表会」が開催された。
「新生KFC」が掲げる”幸せ創造戦略”のもと、2030年に1700店舗体制を目指す同社が満を持して送り出す次世代モデル店舗の1号店で、1日店長に就任したコスプレイヤーのえなこさんが、新感覚ゼリードリンク「ちゅる~りぃ」を試飲して「すごく青春って感じ!」と笑顔で絶賛するひと幕も。
春限定の「レモン香るパリパリ旨塩チキン」の発表もあり、終始ワクワクが止まらないイベントとなった。
「初めてでも、何度でも、いつでも誰とでも」──次世代モデル店舗のコンセプトとは
セレモニーの冒頭、日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社 代表取締役会長CEOの遠藤久氏が登壇し、次世代モデル店舗のコンセプトについてプレゼンテーションを行った。
遠藤氏は、2025年に創業55周年を迎えたKFCが「新生KFC」として”3つの幸せ創造戦略”──「誰でもカブッ」「どこでもカブッ」「いつでもカブッ」を掲げていることに触れ、本店舗がその中核戦略「どこでもカブッ」を体現するパイロット店であると説明。現在の1339店舗を2030年には1700店舗へ拡大する計画のなかで、新たな顧客体験を提供する”実験場”として位置づけられている。
相模原大野台店の敷地面積は約280平方メートルで、既存店舗の1.5~2倍の広さ。卓数22、席数52席、駐車場は約20台を備え、ゆったりとくつろげる空間設計になっている。遠藤氏が挙げた6つのコンセプトを簡単に紹介しよう。
1. グローバルデザインの導入
丸みを帯びた温かみのあるデザインが印象的な外装・内装。大きなガラス面からは店内の賑わいが伝わり、夜にはKFCロゴとカーネルのリボンモチーフが映えるライトアップ演出も。遠藤氏自身がグローバルのデザインからインスピレーションを得て、日本仕様にアレンジしたというこだわりぶりだ。
2. KFC初のダブルドライブスルー
オーダーボードのレーンが2列、会計・受け渡し窓口もダブルウィンドウという、KFC初の試み。テイクアウトだけでなく車内での食事需要も見据えた設計で、スピーディーなサービス提供を実現する。
3. バーガー生産力6倍のキッチン
筆者がとくに驚いたのがこのポイント。従来1時間あたり約60個だったバーガー製造キャパシティを、ダブルラインの導入と新型機器によって最大約360個まで引き上げたとのこと。遠藤氏は「オーダーが入ってから作って提供する」体制への進化を強調しており、今後バーガーカテゴリーをさらに強化していく姿勢が感じられた。
4. 従業員が働きやすい快適な空間
適切なコミュニケーションが取れる場所、業務に集中できる空間、そしてしっかり休憩が取れるスペースの3つを柱に、バックオフィスの環境にも注力。「AIやデジタルは使われるのではなく、使うもの。生まれた時間でお客様や仲間とのコミュニケーションを増やしたい」という遠藤氏の言葉が印象に残った。
5. 地域とのつながり
「マイストアと呼んでいただけるような場所にしたい」と遠藤氏。昨年夏から取り組んでいる子ども食堂の活動や、食育プログラム「おいしナブルキッチン」の拠点としても活用していく方針だ。
6. テスト開発拠点
朝食から夜まで、朝9時からの土日営業を含む”ファイブスロット”(朝食・ランチ・スナック・ディナー・ナイト)への対応を見据え、新商品やオペレーションの実験を次々に行っていくという。「近い将来、KFCの朝食にも期待してほしい」という予告もあり、今後の展開が楽しみになる。
さらに遠藤氏は、昨年爆発的に売れた「ケンタの鶏竜田バーガー」を本店舗限定で通年販売することも発表。加えて全国発売に先駆けた新商品の先行販売も行われるという、まさに”特別な店舗”の幕開けにふさわしい内容だった。
えなこさんがKFC衣装で1日店長に就任! チキンカラーのウィッグにも注目
オープニングセレモニーの華として登場したのは、コスプレイヤーのえなこさん。KFCをイメージした赤×白のワンピースにエプロン、ヘッドドレスというスタイルで現れると、会場から歓声が上がった。
「赤と白を使ってキュートなイメージにまとめました。ウィッグは、カリッとしたチキンをイメージした色で、自分で選んでスタイリングしました」とえなこさん。さすがのこだわりぶりで、衣装のディテールまでKFC愛にあふれている。
遠藤氏から1日店長のタスキを受け取ったえなこさん。「お顔もついてて、めちゃくちゃかわいい!」とタスキを嬉しそうに眺める姿も微笑ましい。
