つい先日、羽鳥さんに会った。
正確には「私(GO羽鳥)が、別の羽鳥さんに会った」という話である。
おそらく日本全国の羽鳥さんも、同じような体験をしているはずだ。
そしてそのとき、ほぼ確実に同じことを考え、同じことを聞く。
・プロレスつながり
今回の「羽鳥との遭遇」の舞台はプロレス会場だった。
プロレス仲間と観戦に行っていたところ、「羽鳥さん、羽鳥さんに会いたい羽鳥さんがいる」と、バグったAIみたいなことを言われた。
よくよく聞いてみると、その羽鳥さんとはプロレス仲間の仲間であり、この会場内にいるらしい。私のことを話すと「それはもう絶対に会いたい!」と。
休憩中、その人物の席へ向かうと──
いた。羽鳥さんだった。
「羽鳥です」
「羽鳥です。はじめまして」
羽鳥と羽鳥が、初めて出会い、挨拶を交わす。名刺も交換する。
ここで、ある現象が起きる。羽鳥と羽鳥が出会ったときにしか発生しない、ほぼ例外のない現象だ。
まず必ず出る質問がこれ。
「どちらの羽鳥さんですか?」
相手は茨城の羽鳥さん。
対する私は「埼玉の羽鳥です」と答えた。
羽鳥という苗字は、群馬・茨城・埼玉あたりに多い。だからこそ「もしかして親戚では?」という確認も含め、この質問が飛び交う。
たとえ現在の居住地が違っても、「本家はどこか」「祖父母のルーツはどこか」が重要になる。
ちなみに私の場合、私と父は中目黒出身だが、祖父ならびに本家は鴻巣。ゆえに私は「埼玉県・鴻巣の羽鳥」となる。
・羽鳥界の絶対的リーダー
このあたりを一通り確認すると、次に必ず出てくる話題がある。
そう、「羽鳥アナ」こと羽鳥慎一さんである。
日本の羽鳥界において、彼は間違いなく絶対的リーダー。もし羽鳥が国ならば、大統領は慎一で決まりだ。
かつて「羽鳥」という苗字は、一発で伝わらないことが多かった。電話で「はとりです」と言っても、
服部?(はっとり?)
香取?(かとり?)
鳥羽?(とば?)
パトリック?(なぜだ)
と、まず間違えられるのがセオリーだった。
しかし、羽鳥アナの登場によって状況は一変する。
「羽鳥です」と言えば通じる。もし通じなくても「羽鳥アナの羽鳥です」と言えば一発。
つまり、日本の羽鳥の歴史は「慎一以前」と「慎一以後」で完全に分かれるのである。
ちなみに、とあるテレビ番組で私が羽鳥慎一さんと共演した時も、収録の合間に羽鳥アナは小声で「ご出身は?」と私に聞いてきた。
羽鳥アナは埼玉。
私も埼玉。
「もしかしたらどこかで繋がってるかもですね」なんて話をコソコソした覚えがある。
話を戻して、プロレス仲間の仲間である羽鳥さんは言った。
「羽鳥慎一さんの次くらいに、GO羽鳥さんも貢献してますよ」
さすがにそれは言い過ぎだと思いつつ、ちょっと嬉しかった。
ちなみに海外に目を向けると、世界的に有名な音楽ユニット「Cibo Matto(チボ・マット)」のメンバー羽鳥美保さんも羽鳥である。
いわば世界レベルの羽鳥。ただし「チボ・マット」の名前の方が強いため、“羽鳥感” はやや薄いかもしれない。
……と、こんな具合に羽鳥トークは続いていく。
