・かまぼこの真っ当な美味さ
そのまま食べても十分美味しいのだが、公式サイトを見ると「焼きガニ風」というレシピが掲載されている。すなわち、カニではないが焼きガニでいけるということらしい。レシピではトースターで加熱していたのだが、それならソテーもいけるのでは? と思い、フライパンにバターをひとかけら放り込んだ。
ジュワッと溶けたところに極太のカニかまを投下! 香ばしいバターの匂いとともに焼き目がついていくさまは、見ているだけで美味しさを予感させる。
塩を軽く振って、適度に焼き目をつけて完成。“素” の見た目も悪くなかったが、こんがり焼き色をつけると、さらに美味しそう。
さて、焼き上がったものを口に放り込むと……、計算通りだ。予想を裏切らない美味しさ。基本的な味のポテンシャルが高い魚肉に、バターのコクと香ばしさが加わり、まるで手の込んだ洋食のような完成度に仕上がった。ご飯のおかずにも、酒のつまみにもいけそうだ。アレンジで中にチーズを突っ込んでも美味しくなるだろう。
正直私はかにかまを舐めていた。これは「カニの偽物」ではない。かにかまという独立した、立派なごちそうである。その名に恥じぬ、まさに魅惑的な逸品だった。
近所のスーパーで見かけたら、ぜひ騙されたと思ってバターで焼いてみてほしい。ちなみに一正蒲鉾の通販サイトでも買えるので、気になる人はチェックしてみてくれ。今日の晩酌のツマミは、こいつで決まりだ。
