何を作っても文句
夫は食卓につくと、まず料理を見てため息をつきます。箸をつける前から「またこれ?」と言うこともありました。肉じゃがを作れば「味が濃い」。翌日薄味にすれば「パンチがない」。魚料理を出せば「肉が食べたかった」。肉を出せば「最近野菜が足りない」。何を作っても、必ず一言文句がつくのです。
限界を迎えた夜
その日も、仕事で疲れて帰ってきてから急いで夕飯を作りました。時間がない中で、夫が好きだと言っていた生姜焼きを作ったのです。食卓について、夫が一口食べて言いました。「なんか今日の肉、硬くない?」と。
「じゃあ自分で作ったら?」。気づけばそう言っていました。
