場を盛り上げているつもりだった
彼女のドジなエピソードは、友達ウケが良かったのです。「この前、道に迷って泣いてたんだよ」と話せば、みんな笑う。彼女も一緒に笑っている。だから問題ないと思っていました。「愛情があるからいじれるんだ」と本気で信じていました。彼女のことが好きだからこそ、みんなに紹介したい。そのための話題として、彼女のエピソードを使っていただけ。
彼女の沈黙の意味
何度か「あれは傷ついた」と言われたことがあります。でも俺は「冗談じゃん」「愛情表現だよ」と流していました。彼女がそれ以上何も言わないから、納得してくれたと思っていたのです。今思えば、彼女は諦めていたのでしょう。何を言っても俺が変わらないと分かっていた。だから黙っていた。その沈黙を「平気な証拠」だと勘違いしていた俺は、本当に愚かでした。
