巨人がボストン・レッドソックスの吉田正尚(32)の獲得に乗り出した。
「年俸28億円」の原資は、今シーズンからトロント・ブルージェイズに移籍した岡本和真(29)の譲渡金。
「ゴジラ巨人」誕生の"お膳立て"が始まる! 早ければ球宴前にも実現か⁉
令和のミスターと天覧試合の記憶
天皇、皇后両陛下、長女・愛子さまが東京ドームにご来場されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のオーストリア戦(3月8日)。
この天覧試合で「ミスター巨人軍」長嶋茂雄氏以来、67年ぶりとなるホームランを放ったのが、吉田正尚(現レッドソックス)だ。
「その"令和のミスター"が、今季途中で日本復帰、それも巨人という情報がある。今季、4番を務める新外国人のボビー・ダルベックは、元レッドソックスの選手。要は吉田獲得までのつなぎで、当初からダミー説があった」(巨人OBの解説者)
吉田は敦賀気比高、青山学院大を経て2015年ドラフトの1巡目指名でオリックスに入団した。
'20年、'21年に2年連続で首位打者のタイトルを獲得。'22年に5年連続で打率3割をマークし、エースの山本由伸(現ドジャース)との両輪で、オリックスをパ・リーグ3連覇に導いた。
これを置き土産に、'22年12月にポスティングシステムでレッドソックスに移籍。
日本人野手では過去最高の5年総額9000万ドル(約124億円・当時)の大型契約だった。
故障からの復活とメジャーでの苦境
吉田は球団の期待に応え、1年目から打率2割8分9厘、15本塁打と活躍したが、2シーズン目の'24年に右肩を痛め、さらにシーズン終了後にその右肩の関節唇修復手術を受けた影響で、翌'25年は開幕から欠場が続いた。
長いリハビリを終え7月に復帰。
WBCでは最終30人目の侍ジャパンのメンバーとしてチームに加わると、先の天覧試合では4番を任され、逆転2ランを放つなど活躍。
完全復活をアピールしていた。
レッドソックスの開幕ロースター(26人)にも名を連ねたが、現在は主に代打要員。
吉田が担ってきた左翼は21歳のロマン・アンソニーに奪われ、DH(指名打者)も29歳ジャレン・デュランに。
他のポジションも飽和状態でベンチを温める状況が続いている。
「昨年来、レ軍は経費節減の球団方針から吉田のトレード放出に動いていた。しかし残り2年3600万ドルの契約が足枷になって進展していない。ざっくり年俸約28億円ですから…。そこで浮上したのが、巨人への実質的な金銭トレード」(MLBの専門家)
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