ゴルフシャフトの種類②/硬さ(フレックス)による分類

素材の次に重要なのが「フレックス」、つまりシャフトの硬さです。フレックスはシャフトのしなりやすさを表す指標。自分のスイングスピードに合ったものを選ぶことが、ミスショットを減らす大きな鍵になります。
フレックスの種類
フレックスはアルファベットで表記されるのが一般的です。柔らかい順に並べると、L・A・R・S・Xの5段階が基本。それぞれの特徴は以下のとおりです。
L(レディース)は最も柔らかいフレックスで、主に女性用クラブに採用。スイングスピードが遅くても、シャフトのしなりを利用して飛距離を得られる設計です。
A(アベレージ)はLより少し硬く、スイングスピードがやや遅めの男性やシニアゴルファー向け。
R(レギュラー)は日本のアマチュアゴルファーに最も広く使われている標準的な硬さ。男性の平均的なスイングスピードに対応しており、多くの市販クラブに採用されています。
S(スティッフ)はRよりも硬く、スイングスピードが速い中上級者向け。飛距離が出やすく方向性も安定しやすいため、ゴルフに慣れてきた段階でステップアップするゴルファーに選ばれます。
X(エクストラスティッフ)は最も硬いフレックスで、ヘッドスピードが非常に速い上級者やプロ向け。一般的なアマチュアには硬すぎることが多く、扱いには高いスキルが必要です。
自分に合ったフレックスの見つけ方
フレックスを選ぶ基準として最も信頼性が高いのが「ヘッドスピード」の測定です。おおよその目安として、ドライバーのヘッドスピードが43m/s以上ならS、38〜43m/sならR、35〜38m/sならA、35m/s未満ならLが適しているといわれています。
また、現在使用しているクラブで「左に曲がりやすい(フック系)」という人はシャフトが柔らかすぎる可能性があり、「右に出やすい(スライス系)」という人はシャフトが硬すぎる可能性があります。スコアが伸び悩んでいるとき、フレックスの見直しは有効な手段のひとつ。試打会やゴルフショップの弾道測定サービスを積極的に活用することをおすすめします。
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ゴルフシャフトの種類③/重さによる分類

シャフトの重さは、スイングの安定性やリズム感に直結します。一般的に、シャフトの重さはグラム単位で表記されます。軽量・標準・重量と大きく3つに分けられ、自分の体力やスイングスタイルに合わせた選択が必要です。
軽量シャフトのメリット・デメリット
軽量シャフト(主に40〜60g台)の最大のメリットは、スイングが楽になること。クラブ全体が軽くなるため体への負担が少なく、1ラウンド18ホールを通じて疲労を抑えられます。ヘッドスピードが上がりやすく、飛距離アップにつながる可能性もあります。
デメリットは方向性の不安定さ。軽すぎるとスイング中にクラブが「暴れやすく」なり、ミスショットの原因になることがあります。スイングスピードが速いゴルファーが軽量シャフトを使うと、タイミングが取りにくくなる場合も。飛距離よりも精度を重視する段階では、注意が必要です。
重量シャフトのメリット・デメリット
重量シャフト(主に80〜130g台以上)の特徴は、スイングの安定感です。適度な重さがスイングのリズムを整え、インパクトのブレを少なくします。スイングスピードが速いゴルファーや、力強いスイングをする人に向いています。
デメリットは疲れやすさ。重すぎるシャフトはスイングスピードの低下を招き、飛距離が落ちる可能性もあります。非力なゴルファーにとっては、ラウンド後半にスイングが崩れる原因になりかねません。
重さ選びの基準
重さ選びの基本は「しっかり振り切れるかどうか」。ラウンド後半になっても同じリズムでスイングできる重さが、自分に合った重量の目安になります。一般的に、男性アマチュアのドライバーシャフトは50〜70g台、アイアン用スチールシャフトは90〜120g台が多く選ばれています。

