心臓に悪い4文字
仕事帰りの電車の中で、彼からメッセージが届きました。「ちょっと話がある」。たった一行。それだけのメッセージに、胸のあたりがぎゅっと締まりました。
「話がある」。この言葉の響きがどうしても穏やかに受け取れなかったのです。付き合って2年。最近、彼の仕事が忙しくなって会う頻度が減っていました。「冷めたのかな」と不安がよぎることもあった。だからこのメッセージを見たとき、真っ先に浮かんだのは別れ話でした。
既読のまま1時間
既読はつけてしまいました。でもそこから指が動きません。「何の話だろう」と考えるほど悪い想像ばかりが膨らみます。浮気が発覚したのかもしれない。好きな人ができたのかもしれない。
電車を降りて、最寄り駅のベンチに座ったまま、スマホの画面を見つめていました。友人に「彼から"話がある"って来たんだけど」と送ろうとして、やめました。誰かに相談したら現実になる気がして。気づけば1時間が経っていました。覚悟を決めて、「何?」とだけ送りました。
