最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle

春の胃トラブル 実はNGな対処も?タイプ別日々の胃ケア

“その場しのぎ”だけじゃ変わらない 専門医に聞いた本当の整え方

工藤 あき 先生
(一般内科医・消化器病専門医)

腸内細菌や腸内フローラに精通し、腸活や菌活を取り入れた美肌・エイジングケア治療を行う。
コメンテーターとしてメディア出演のほか、美容や食生活に関する書籍を多数執筆。「むき卵肌ドクター」の愛称で知られる。2児の母。

胃の不調を感じたとき、多くの人がまず思い浮かべるのは「とりあえず薬で抑える」という対処ではないでしょうか。もちろん、つらい症状をやわらげるために胃薬を使うことは大切です。ただ、それだけではなかなか改善しないと感じている人がいるのも事実です。

こうした胃の不調について、一般内科医・消化器の専門医である工藤あき医師は、日々のケアの重要性を指摘しています。胃はストレスや生活習慣の影響を受けやすく、ちょっとした変化が積み重なることで不調につながることもあるそうです。

たとえば、早食いや脂っこい食事、生活リズムの乱れといった習慣が続いていると、胃の働きそのものが弱まりやすくなります。その状態で一時的に胃酸を抑えたり、粘膜を保護しても、根本的な原因が残ったままでは同じ不調を繰り返す可能性があります。

ストレスや寒暖差など外部の影響も無視できません。完全に避けるのは難しいものの、軽いウォーキングやストレッチなどでリラックスする時間をつくることで、自律神経が整い、胃の働きもサポートされるといわれています。

さらに、食事面でのケアとして注目されているのが、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌です。乳酸菌は胃の粘膜を保護する働きがあるとされており、日々の食事の中で取り入れやすいケアのひとつといえます。
中でも「LG21乳酸菌」は、ピロリ菌の活性を抑える可能性や、胃の不快感をやわらげる働きがあるとされており、こうした食品を取り入れることも、無理なく続けられるケアのひとつとして考えられます。

胃薬は、あくまで「今つらい症状を和らげるためのもの」。それに対して、日々の食事や生活習慣の見直しは、「不調を繰り返さないためのケア」といえそうです。どちらか一方ではなく、両方をうまく取り入れていくことが、無理なく続けるためのポイントなのかもしれません。

なんとなく不調をやり過ごすのではなく、自分の体の状態に目を向けること。その小さな意識の積み重ねが、結果的に大きな違いにつながっていきそうです。

無理なく取り入れたい 胃にやさしいレシピ3選

日々のケアが大切といっても、「何から始めればいいのか分からない」という人も多いはず。そんなときに取り入れやすいのが、胃にやさしい食事です。

今回紹介されているレシピは、管理栄養士・料理研究家の渥美まゆ美さんが考案したもの。それぞれの不調タイプに合わせて、無理なく取り入れられる工夫がされています。

まず「胃もたれ」対策として紹介されているのが、ヨーグルトとジンジャーパイナップルを使ったスムージー。パイナップルに含まれる酵素がたんぱく質の分解をサポートし、生姜が胃の動きを助けてくれるとされています。さらにヨーグルトは、胃酸の刺激をやわらげながら栄養を補えるため、食後の負担軽減にもつながるのがポイントです。

「胃痛」が気になるときには、洋風のヨーグルト茶碗蒸し。ヨーグルトはここでも、胃への刺激をやわらげる役割を担っています。卵は消化吸収がよく、体調がすぐれないときでも取り入れやすい食材のひとつ。さらにオクラに含まれる粘り成分が、胃の粘膜を守る働きをサポートするとされています。

そして「胸焼け」対策には、キャベツとりんごを使ったヨーグルトコールスロー。キャベツはダメージを受けた胃の粘膜の修復を助ける成分を含み、りんごのペクチンは粘膜を保護しながら消化の流れを整えるといわれています。マヨネーズの代わりにヨーグルトを使うことで、よりやさしい仕上がりになるのも特徴です。

どれも特別な材料ではなく、日常の中で取り入れやすいものばかり。体調が気になるときだけでなく、普段の食事に少し取り入れてみることで、無理なく“胃をいたわる習慣”につなげていくことができそうです。

あなたにおすすめ