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三重大学生の挑戦が商品に おやつカンパニーと生まれた“三重コラボ”の舞台裏

三重の魅力を詰め込んだ一品へと仕上がった理由

ベビースタードデカイラーメン(レモン香る濃厚伊勢海老味)

こうして選ばれたのが、三重の特産品を活かした「レモン香る濃厚伊勢海老味」というアイデアでした。地域の魅力を商品としてどう表現するかを考えた結果、三重県の特産品である伊勢海老とマイヤーレモンを組み合わせるという発想にたどり着きました。

伊勢海老といえば、濃厚な旨みと香ばしさが特徴の食材。その風味をしっかりと感じられるようにしながら、そこにレモンの爽やかさを加えることで、重くなりすぎず、後味まで楽しめるバランスに仕上げられています。濃厚さとさっぱり感を同時に味わえる設計は、日常のおやつとしてはもちろん、少し大人向けの楽しみ方にもつながりそうです。

また、こうした味づくりの背景には、「三重らしさをどう伝えるか」という視点が一貫してあったように感じられます。ただ美味しいだけではなく、地域の特産品に触れるきっかけになること。その土地ならではの魅力を、手に取りやすい形で届けること。そうした意図が、商品全体に反映されているように思えます。

実際に完成した商品は、「ベビースタードデカイラーメン(レモン香る濃厚伊勢海老味)」として発売が決定。学生の発想からスタートしたアイデアが、企業の商品として全国に展開されていくという点も、このプロジェクトの大きな特徴のひとつです。

一つの味を形にするまでに積み重ねられた試行錯誤と、そこに込められた地域への想い。商品として店頭に並ぶとき、その背景まで含めて伝わるかどうかで、受け取られ方も変わってきそうです。

知事への報告で広がる、地域とのつながり

完成した商品は、三重県知事への表敬訪問という形で報告されました。学生たちが関わって生まれた取り組みが、地域のトップに直接届けられる機会はそう多くありません。今回のプロジェクトが、単なる企業と大学の取り組みにとどまらず、地域全体とつながるものとして受け止められていることがうかがえます。

訪問の場では、実際に商品が試食され、その味についての感想も寄せられました。伊勢海老の風味のあとに広がるレモンの香りが印象的であることや、子ども向けのお菓子という枠にとどまらず、大人でも楽しめる味わいであるといった声が上がっています。こうした評価は、学生たちが考えたアイデアが、しっかりと商品として成立していることを示すものとも言えそうです。

さらに、学生に向けて今後の活躍への期待が寄せられている点も印象的でした。自分たちの取り組みが評価されるだけでなく、その先の未来にもつながっていく。そうしたメッセージは、今回関わった学生にとって大きな意味を持つものになったのではないでしょうか。

大学、企業、そして地域。それぞれの立場を越えて一つの成果を共有することで、取り組みの価値はさらに広がっていきます。今回の表敬訪問は、その広がりを象徴する場でもあったように感じられました。

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