ShokzのOpenFit Proのフォーカスモード(一種のアクティブノイズキャンセリング(ANC))などのマイクの動作について、追加情報を得たので、ご報告しておこう。

Shokzの新型旗艦OpenFit Proを試す。オープンイヤーなのに高音質、ノイキャンの新体験
2026年04月23日
フォーカスモード(ANC)時に動作しているマイク
OpenFit Proはマイクを3つ備えていて、上の図のような配置になっている。
ノイズキャンセリングのために使用されるメインのマイクは、外側のメッシュ部分にあるフィードフォワードマイク1(FF1)。それを補助するのが小さな穴として存在するフィードフォワードマイク2(FF2)。そして、耳の内部の音を取るためのマイクがフィードバックマイク(FB)。
この3つ、左右合わせて6つのマイクが状況に応じて連動して働く仕組みになっている。
通常、音楽を聴いている時には、FF1とFBが連動し、最適なノイズ低減効果を発揮する。
風がある場合には、FF1+FF2+FBが連動し、風切り音とノイズ低減を両立する。
通話時に動作しているマイク
通話時には動作フローは変わる。
無風、または微風時には、FF1とFF2が同時に動作し音声(人の声)を集音する。これは筆者の想像だが、2つのマイクの微妙な時差を使って口元の方向から聞えてくる音を集音しているはずである。だから、通話の時に、周囲の人の声ではなく、装着している話者の声を優先して集音できるわけだ。
風速が3〜5m(ちょっと強めの風)の場合は、FB(耳側に向いており風の影響を受けにくい)が起動し、マイクの切り替え過渡段階として3つのマイクが同時に動作する。チップ内のアルゴリズムが最適な通話品質を判断する仕組みになっているという。
そして、風速が5mを超えるとFBマイクだけで集音する。つまり外部の風切り音の影響を受けないようにするというわけである。