ストレスが胃痛や便秘を招くのはなぜ?
ストレスによる胃腸症状の背景には、自律神経と腸内環境の乱れがある。強いストレスがかかると、自律神経のバランスが崩れ、胃酸が増えたり、胃の動きが低下したり、腸が過敏になったりする。その結果、胃痛、腹痛、便秘、下痢が起こりやすくなる。さらに、ストレスは腸内細菌のバランスも乱し、ガスやお腹の張りを悪化させることもある。腸は「第二の脳」と呼ばれるほど脳とのつながりが深く、ストレスの影響を受けやすい臓器なのだという。
健診結果は“未来の病気”を防ぐヒント
人間ドックや健康診断は、生活習慣の乱れを早く見つける大切な機会だ。超音波や血液検査で脂肪肝や肝機能異常が分かり、胃カメラでは胃炎やピロリ菌感染、胃ポリープ、大腸カメラでは大腸ポリープや大腸がんの早期所見が見つかることもある。菊池先生は「再検査や要精密検査は、“病気宣告”ではなく、未来のリスクを早めに知らせるサイン」と話す。放置せず、次の行動につなげることが大切だ。


