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映画『ミステリー・アリーナ』完成披露試写会レポート “アフロ樺山”誕生秘話、昭和ギャグ連発の堤監督…… おもしろ撮影裏話に会場大盛り上がり

映画『ミステリー・アリーナ』完成披露試写会レポート “アフロ樺山”誕生秘話、昭和ギャグ連発の堤監督…… おもしろ撮影裏話に会場大盛り上がり

堤監督の“昭和ギャグ”に苦労していた唐沢さん

 そんな今作の撮影は、とても和やかな雰囲気で進んでいたようです。ミステリー作家人生を賭けて「ミステリー・アリーナ」に挑戦する作家・あのミスを演じた浅野さんは、「唐沢さんは本当に器用な、引き出しをたくさん持っていらっしゃる方」と評し、そして「この度はさらに進化した唐沢さんを見せていただきました」と力説。いったいどんなエピソードを飛び出すのか? 会場が見守る中、浅野さんが言葉を続けます。

「監督がちょいちょい『……えっ』っていう昭和のギャグを唐沢さんに投げるんですよ。それを芦田さんに『知ってる?』って聞いて。(芦田さんが)『ちょっとわからないです……』って、ギャグばっかりなんですよ。唐沢さんもかろうじて年齢的に分かるかな? くらいのギャグをポンポン投げるのを、(唐沢さんは)速攻キャッチして、ご自分のものにして、それをパーンとお出しになる。この器用さ、引き出しの多さっていうのを、今回あらためて近くで拝見させていただいて、私はひな壇に座っている観客のような気分でした」(浅野さん)

 堤監督のギャグには唐沢さんも苦労していたようで、「たまにわからないこと言うんですよ。でもわからなくてもいいんで言ってくださいって」と苦笑い。そして「僕もこれ(映画)1回見てるんですけど、もう1回観直したいなって思うのが、使われてるのかどうなのか確認したいんですよね」と気にしており、会場も笑いに包まれていました。映画を観るときは、このあたりに注目しても面白いかもしれませんね。

「……もう一回いいですか?(苦笑)」 思わず“ネタバレ”してしまった唐沢さん

 今回のトークショーでは、登壇したキャストそれぞれが思う作品の見どころや撮影のエピソードを披露してくれました。

芦田さん(役:一子):樺山さんと怜華さん(演:トリンドル玲奈)のダンスシーンがあるんですけど、脚本には書かれてなくて、現場に行って初めてそれがあることを知って。作品の世界に誘われるようなシーンでもあるので、楽しみにしていただければなと思います。

三浦さん(役:サンゴ):芦田さんの頭脳戦はもちろん、頭脳戦じゃない戦いっぷり。そこが注目してほしいところですね。カッコいいです!

トリンドルさん(役:モンテレオーネ怜華):ダンスがあるのを知らなくて、どうしようかと思って(笑)。これは監督と唐沢さんのもとに行って、どういう感じが聞かないと撮影に向かえないと思って、新幹線に乗って。そしたら唐沢さんに「余裕だよ」「なんで来たの?」っていわれて、初対面だったんで「うわっ、こわっ!」って思って(笑)。そうしたら、ダンスの練習の当日から(唐沢さんが)カンペキすぎて、ビックリしました。

奥野さん(役:仏滅):各々のキャラクターに解答権が回って、解答席で一人ずつお芝居するシーンがあるんですけど、長台詞だったり、あと僕この中でたぶん一番芸歴が浅くて、大先輩がたに囲まれながら一人で中央に立ってお芝居するのに、すごく緊張してました。噛んだりしたら「……すいません」って(苦笑)

野間口さん(役:エジソン):脚本を読んで「このくらいのキャラクターの温度感かな?」って思って現場に入ったら、全員想像した体温の3~4度くらい上の体温だったので、「合わせなきゃ……!」ってソワソワしました(笑)

玉山さん(役:レジェンド):今回のレジェンドが変わったぶっ飛んだ役なので、僕なりに解釈したんですけど、自己肯定感が強すぎて、ちょっとイラっとするタイプっているじゃないですか? そういうタイプでいこうと思って。そういう人って、登場の時とかどういうポーズを取るんだろうと思って、ファッション誌とかいろんな雑誌を三日三晩かけて見て、「このポーズだ!」と思ったポーズをやってるんで、ぜひ観てください! 必ず“イラっと”すると思います!

浅野さん(役:あのミス):どこもかしこも見どころが満載すぎるので、お好きな方に気持ちを投影してご覧になるもよし、全体の流れを楽しんでいただくのもよし。まず一番の注目は、唐沢さんのダンスですかね(笑)

堤監督:ちょっと面白いロケ地が出てきます。それは僕が子どもの頃、秘密基地を作ってた場所です。ぜひ注目してほしいですね。

 そして最後にコメントを求められた唐沢さんは、「物語が始まると、『犯人は誰だろう?』って無意識に考えはじめてしまうと思います」。と話をスタート。ところが、そのあと一つネタバレをしてしまい、周りから「いま言っちゃダメですよ」「さっき内緒って言ったでしょ」「ダメなやつ」とツッコミが。思わず言葉を切った唐沢さんは、しばし黙ったあと、「……もう一回いいですか?」と苦笑い。会場が笑いに包まれる中、仕切り直しました。

「台本上はスタジオで解答者がしゃべって、次のシーンが入って、またスタジオに戻るって書かれてるんですけど、堤監督は間を飛ばしてワンカットで一人ひとりを撮ったんです。それで、トップバッターが決めると、次の俳優さんの目つきが変わるんですよ。『自分はそれ以上でやってやろう』って。それを僕はMC席からずっと見てて、『俳優って、やっぱり面白い職業だな』って思いました。作品を良くする、自分の役をもっと高みに行かせようとする熱量が上がってくるっていうんですかね。それを冷静にMC席から見られたことがすごくよかったと思うし、見てる方にも絶対に伝わると思うので、期待してください」(唐沢さん)

 そして、トークショーの最後にメッセージを求められた堤監督と唐沢さん。堤監督は「フランス語のセリフが1カ所でてきます。先生(深水さん)にお考えいただいたセリフでございます。ご注目いただきたいと思います」と見どころを紹介。唐沢さんは「すごく面白くできあがっていますので、ぜひ楽しんでご覧になってください。僕の役に関しては、本当に皆さん大嫌いになると思います。ですが、そういう人間がいないと、周りの役者が輝かないということで(笑)。期待して観てください」とコメントを送りました。

 映画『ミステリー・アリーナ』は、5月22日(金)から全国で公開されます。

配信元: ねとらぼ

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