・生ノースマン
「ノースマン」とは、小豆あんをパイ生地で包んだお菓子。そして「生ノースマン」はそこに生クリームを入れたもの。
今回購入してきたのは、4月24日からの新作「生ノースマン 抹茶」。現時点では東京駅のほか、新千歳空港と北海道本舗 総合土産店からしか買えないもよう。大丸札幌店では5月1日から取り扱うようだ。
この時は日が照っており、持ち帰るまで3時間かかることを考慮して保冷バッグにしてもらったが、もしかしたら紙袋でも大丈夫だったかもしれない。
「生ノースマン」は紙の箱の中で保冷力の在りそうな袋に包まれ、その中には保冷剤が3つも同封されていた。手厚い仕様だ。
購入時は凍っていたはずだが、ちょうどいい具合に解凍されていた。もし凍ったままだった場合は、冷蔵庫で解凍するのが推奨だそう。
この時点で素晴らしいのは、パイ生地からとても香ばしい焼かれた生地特有の香りがすることだ。また、手に持った感覚で生地がクリスピーな質感を維持していることがわかるのも好印象。湿気っていない。
うまい具合に半分にしたかったが、サクサクのパイ生地が破れ、中に注入されていたクリームがあふれ出て崩れてしまった。
私の経験上、クリームが封入された菓子で、クリームが溢れるせいでうまく切れないものは、常に素晴らしい。それは基本的に、クリームがたっぷり詰まっていることを意味するからだ。
食べてみると、この新作が間違いない人気を獲得するであろうことが確信できた。香りと手に持った段階で明らかだった生地のサクサク感は、口にしても期待を裏切ることは無かった。
いや、むしろ期待以上だったと言っていい。外側は優しくクリスピー、内側は程よくしっとりの二面性を持っていることが明らかになったからだ。
そして抹茶あんと抹茶クリームだ。まず抹茶あんが、ちゃんと苦みを持っている。そして濃い。ただ甘いだけのスイーツ抹茶ではない。
そして葉の香りが豊かな抹茶クリーム! きっと、通常のノースマンに慣れた層でも、この新作の魅力には抗えないだろう。
北海道のレジェンド級銘菓ではあるが、東京駅で今最も注目すべき土産は「生ノースマン 抹茶」かもしれない。東京土産にいかがでしょう。
