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「耳穴をふさがない」のに圧倒的静寂! 一般販売が始まった Shokz「OpenFit Pro」実機レビュー / 有線派を驚かせた “ノイズ抑制” の正体

「耳穴をふさがない」のに圧倒的静寂! 一般販売が始まった Shokz「OpenFit Pro」実機レビュー / 有線派を驚かせた “ノイズ抑制” の正体

・無音のベールに包まれる

だが、実際に装着してその音を聞いてみると、すぐにオープンイヤーの魅力を理解した。発表会で1度試聴はしているけど、改めて1人で普段聞いている音楽をかけてみると、聞こえ方が全然違う。

まず最初に感じたのは閉塞感のなさだ。当たり前だけど、耳をふさいでいないので、音の広がりを感じられる。逆に言えば、普段のカナル式がいかに耳の聞く力を抑えているのかが理解できた。

これが「空気伝導」なのか。てっきり音が外に漏れて、音圧が足りないのではないかと考えていたけど、まったく減衰感はなく、むしろ豊かな音色が真っすぐに耳の奥に届いているようだ。

ただ、オープンモードで聞いていると部屋のささやかなノイズ。たとえば冷蔵庫や換気扇の振動ノイズがしっかり耳に届いている。部屋で聞くとはいえ、無音ではないので仕方がないとは思う。それを打ち消すのがフォーカスモードだ。これに切り替えると……。

急に部屋が狭くなったように感じられる。先ほどのノイズが消えて、不意に静寂が訪れる。例えるなら、自分が何か見えないベールに包まれたような錯覚を覚えるのである。

人は無意識に周りのノイズで、自分と周囲との距離を測っている。それがなくなるので、無音の空間に放り込まれたみたいになる。最初は驚くが、これに慣れると音楽を聞くことが今まで以上に楽しくなるはず。

ノイズコントロールは「ノイズ抑制減少」から「ノイズ抑制強化」までスライダーで調整できる。

カフェで作業をしたい時や、新幹線の移動時などに抑制を強化すれば、やることにより集中できるはず。ちなみに「Dolby Atmos」にも対応しており、ヘッドトラッキングをオンにすると、さらに臨場感のある立体音響を楽しめるだろう。

サウンドモードは6種用意されており、「プライベート」は他のモードよりも音漏れのしにくい設計になっている。

集中して作業したい時、トレーニングに没頭したい時、そのほかさまざまな場面で、より深く自分の世界に入りたいと考える場面で、このイヤホンは威力を発揮するに違いない。

とかく気が散りやすく、私は外では記事を執筆することはほぼないが、これがあれば出先でも仕事できるかも。カプセルホテルで他人のいびきで寝付けない場合も使えそうだ。すでに一般販売が始まっているので、気になる人はチェックしてほしい。

参考リンク:SHOKZ「OPENFIT PRO」PRTIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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