保存した夜のメッセージ
前の晩、彼から珍しく長いメッセージが届きました。普段は「了解」「おつかれ」で終わる人が、突然こう書いてきたのです。「1年経ってもお前の前だと緊張する。たぶんずっとこのままだと思う」。
何度も読み返しました。こんな言葉を書く人だと思っていなかったから。胸の奥がじんわり熱くなって、「そうなんだ。嬉しい」と返すのが精一杯でした。
そして画面をスクリーンショットで保存しました。嬉しかったのです。消えてしまうのがもったいなくて。
翌日の何気ない一枚
次の日の朝も、出かける前にあのスクショを開いていました。「緊張する」の5文字を見るたびに頬がゆるむのを止められません。こんな言葉を持っているだけで、なんでもない朝が少しだけ特別に感じられます。
昼休み、SNSで見つけたカフェの投稿が美味しそうで、スクリーンショットを撮って彼に送りました。「ここ行きたい」と添えて。通知バーに何が映っているかなんて、考えてもいませんでした。
