「100%」と書かれたゴーグルを雪山で見かけたことがあるだろうか。日本の雪山ではまだ馴染みのない顔だが、モトクロスの世界では40年以上にわたってトップライダーたちに支持されてきたブランドだ。近年その実力を雪山に持ち込んできた「100%(ワンハンドレッドパーセント)」。一体どんなゴーグルなのか?
1982年モトクロスから始まった〝マインド″
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100%のルーツは1982年に遡る。当時のモトクロス界のスーパースターたちが、ファクトリーレーシング用のギアやヘルメットに誇らしげに「100%」のロゴを貼り付けていた。それはブランドロゴではなく、「俺は全力を、100%を出し切っている」というマインドのアピールだった。そのメンタリティがブランドの名前になった。
カリフォルニア州サンディエゴを拠点とするスポーツブランドとして、100%はモトクロス用ゴーグルとアイウェアで長年の信頼を築いてきた。その後、マウンテンバイク、サイクリング、ランニング、野球へと領域を広げ、あらゆるスポーツのアスリートにパフォーマンス光学技術を提供してきたのだ。
そして2022年、2年以上かけてスノーゴーグルのコレクションを開発し、満を持してスノーマーケットへ進出したのだった。
視界を変える100%のレンズテクノロジー

100%がスノーゴーグル市場に持ち込んだ最大の武器は、モトクロス・マウンテンバイク分野で磨き上げてきた独自のレンズテクノロジーだ。単なるアイウェアブランドのスノーへの派生ではなく、40年の歴史で磨き上げられてきた光学技術と最新レンズエンジニアリングの蓄積を引っさげての〝本気の参戦″だ。
スキーヤーとスノーボーダーが最も必要とする機能に集中したプロダクトづくりの結晶ともいえる、そのテクノロジーをチェックしてみよう。

HiPER® LENS
100%独自のレンズテクノロジーが生んだ「HiPER® LENS」。特定の光波長、特にグレーをフィルタリングすることでコントラストを劇的に向上させ、色の鮮やかさと細部の解像度を最大化する。
3DPlane
2019年にMX・MTBゴーグルで初登場した独自技術で、ゴーグルフレームにシームレスレンズの装着が可能。
Gravit8™ MAGNETIC
磁力によるレンズスワップシステム。グローブをつけたまま、ゴーグルをヘルメットから外さずにレンズ交換できる。
DUAL PANE ANTI-FOG
デュアルペイン·アンチフォグレンズは、2つのレンズ間の空間温度を調節することで、視界をクリアに保つ。
全モデルに共通して、UVA・UVB・UVC全波長を100%カットするUV保護、傷防止・防曇コーティング、そして肌触りの良い多層マイクロフリース製フェイスフォームが採用されている。
45mmの調整可能なストラップはすべり止めグリッパー付きで、ヘルメットの上から装着、ビーニーでの使用、かぶりもの無しでダイレクトに頭に装着、とどの状況でも安定したフィットを実現する。さらに全モデルが「Low Bridge Fit」でも展開されており、アジア人の顔型にも対応しているのは嬉しいポイントだ。
