栗山再登板か新庄サプライズか?問われる自浄作用
では、現実的な選択肢はどこに残されているのか。
ここで出てくるのが、原辰徳だ。
読売グループの強い影響力があるWBCにおいて、原が再び監督に就いてもおかしくない。
「ただ、新鮮味に欠けることは否めません。同じ読売内では前巨人二軍監督・桑田真澄の名前も挙がってきました。桑田本人はWBSC U-12監督にはまんざらではないそうです」(前出・元スポーツ紙幹部)
もう1つのプランは栗山英樹の再登板。
今の侍ジャパン最大の懸案事項は「大谷翔平のコントロール」になる。
ドジャースとの難しい交渉をまとめ、投手登板を含めた大谷の二刀流起用法を調整できるのは、信頼関係のある栗山以外にいない。
今回の井端体制でチームの乱れを目の当たりにした王貞治氏が「栗山にしておけば良かった」と漏らしたという情報もある。
そしてもう1人、ここにきて意外な名前が浮上している。
北海道日本ハムの現役監督・新庄剛志だ。
「岡田彰布が『新庄にやらせればいい』と強く推しているんです。新庄は岡田を尊敬しており、教えを請う間柄。岡田も新庄の持つ独特のカリスマ性と魅力を認めています。ハードルは高いが確かに魅力的です」(元スポーツ紙編集幹部)
いずれにせよ、再度消去法で決めるような事態は許されない。
NPBは強い危機感を持って真剣な監督選定に当たるべきである。
取材・文/スポーツジャーナリスト・吉見健明
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