5月5日のこどもの日を目前に、是非一読してみてくださいね!
防災士が教える、子どもと今すぐできる「8つの備え」
整理収納アドバイザー・防災士として活躍する藤田実沙さんは、2018年の大阪府北部地震をきっかけに防災と本気で向き合うようになりました。「備えも知識もない状態で被災するのはとても恐ろしいこと」と語る藤田さんが、子どもを持つ親目線で考えた8つのステップを紹介します◎
①「避難」と「自宅待機」の基準を明確にする
自宅や隣家に倒壊・火災の恐れがなければ自宅にとどまり、判断に迷ったら避難するのが基本。外出時は「避難所となる小学校で子どもと待ち合わせ」など、家族でルールを決めておきましょう。
②家族で連絡手段を話し合っておく
スマホが使えない場合に備えて、公衆電話の場所を親子で確認しておくのがおすすめ。「災害伝言ダイヤル171」は毎月1日・15日などに無料体験ができるので、ぜひ事前に練習しておいて♡
③いざという時「頼れる大人」を考えておく
近所の人と日頃から挨拶を交わし顔を覚えてもらうことが、災害時のスムーズな助け合いにつながります。子どもが安心できる近所の大人と、もしもの時の協力関係をあらかじめ話し合っておきましょう。
④自宅内での「安全箇所」を認識しておく
「寝室」「リビングのソファの上」など、大きな揺れでも物が落ちてこない安全な場所を親子で把握しておきましょう。家全体が難しくても「このスペースだけ」と絞って対策するのがポイントです◎
⑤避難する際の「子ども用持ち出しグッズ」をまとめる
玄関を整えてスムーズに靴を履いて外に出られるようにしておくことも、立派な防災のひとつ。防災リュックは子どもの成長に合わせて半年ごとに中身を見直すのがおすすめです♪
⑥日常から持ち歩きたい「防災ポーチ」
小学生くらいになったら、ミニライト・ホイッスル・小銭(10円玉は公衆電話で使える)・頼れる大人の連絡先などを入れた防災ポーチを持ち歩く習慣を。普段の買い物や家族旅行でも一緒に持ち歩くことで、いざという時の大きな安心につながります♡
⑦家に置いていくものを家族で話し合う
避難の際も持ち出さず、大切に置いておくものを家族で話し合っておきましょう。財産・身分証明に関する書類や思い出の品を金庫などにまとめておくことで、迷わずすぐに逃げる判断ができるようになります。
⑧親が不在のときの対応を決めておく
子どもだけで留守番している時に災害が起きたら、どう動いてどこで待つかを必ず事前に話し合っておきましょう。一般的な正解ではなく、「自分の家のルール」を子どもと一緒に考えることが大切です。
「持ってく防災」と「置いてく防災」
8つのステップの中でも特に重要なのが、⑦「家に置いていくものを家族で話し合う」こと。避難の際に貴重品を探す時間が、命取りになることがあります。そこで注目したいのが「逃げ一択防災」という考え方です。防災リュックなどの"持ってく防災"にプラスして、避難生活には必要ないけれど失いたくないものを耐火・耐水金庫などに安全に保管する"置いてく防災"を組み合わせることで、もしもの時の選択肢を「逃げる一択」にする新しい防災の考え方です。
貴重品を探したり集めたりする時間をなくして迅速な避難を可能にするほか、避難所での盗難・紛失リスクの軽減や、行政手続き・保険申請のスムーズ化など、生活再建へのスピードアップも期待できます◎
金庫に入れておきたいものとしては、財産に関するもの(登記済権利証書・現金・印鑑・宝飾品など)、身分証明に関するもの(パスポートなど)、失くしたくない思い出の品(母子手帳・子どもの写真・手紙など)が挙げられます。子どもにとっても「ここに大切なモノがある」という安心感が、いざという時のスムーズな避難につながりますよ♡