4月28日放送のバラエティー番組「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)に、京都府立植物園が長年保管してきた“真偽不明の出品物”が登場。スタジオが騒然となる衝撃の鑑定結果が下されました。
「本物か偽物かさっぱり分からない」
依頼人は、植物園の職員である山本和喜さん。大正13年に開園した日本最古の公立植物園として知られる同施設ですが、近年は⼊園者の減少に頭を悩ませているといいます。
そこで山本さんは、100年前に寄贈された“真偽不明の書物”を鑑定に出し、本物であれば特別公開することで入園者増加の起爆剤にしたいという意気込みで登場。「本物か偽物かさっぱり分からない」と不安をのぞかせながらも、「この園の救世主になってくれると信じています!」と切実な願いを言葉にしました。
約400年前の書物
鑑定品は、400年以上前に中国で刊行された「本草綱目(ほんぞうこうもく)」の初版本。主に薬草について書かれた書物で、日本における植物病理学の開祖である植物学者・白井光太郎さんが寄贈したものだといいます。
本草綱目は、中国が誇る不世出の本草学者・李時珍が編纂した超大作。図版1109枚、文字数190万文字という膨大な内容で、執筆に26年、刊行作業に18年もの歳月を要し、出版されたのは李時珍の死後3年が経過した1596年のことでした。
現存する本物は世界でわずか10組ほど。鑑定品は全52巻のうち46巻分、序目巻と図巻もそろった状態で、山本さんの本人評価額は“400万円”となりました。

