「浪曲に恩返しをしたい」
今回のイベントは、若い世代が浪曲に触れる機会をつくりたい、ということで行われたもの。囲み取材で幸枝若は「顔を見ていたらけっこう喜んで聴いてくれているようで、これだけ喜んでもらえるとは思ってなかった」と笑顔を見せます。

質疑応答で学生から多くの質問があったことについても、「みんな手を挙げてくれてうれしいですよね、誰も挙げへんかったらどうしようかと思っていた」と笑わせると、「どんどん違うところでもやってみたい、100カ所回って1人でも2人でも興味をもってくれたら」と話します。
浪曲というジャンルの現状について、東京では盛り上がる兆しが見え始めているものの、「実感としてはなかなか若い世代が増えてこない。こっちからチャンスを作っていかないと」と訴える幸枝若。
改めて「自分は浪曲のおかげでここまでやってこられた、浪曲に恩返しをしないといけない」と熱い思いを語ると、「浪曲を残したい。日本から浪曲をなくしたくない。浪曲っていいもんですよって伝えたい」と力を込めました。