・ノーマークだったはずなのに
『柔らかチキンのチーズ焼き』はたっぷりのチーズと、ガルムソースの代わりにデミソースがかかっている。同じチキンでも圧倒的な洋食オーラ。まさにハレの食事だ。
まず、チーズの厚みがハンパではない。想像していた以上である。ある意味、ディアボラ以上に罪なルックスではないか。
チキンの肉汁と、暴力的なまでのチーズのコク、そしてそれらを重くさせすぎないデミソースの絶妙な酸味。まいったぜ、こいつぁ……ディアボラよりも計算され尽くしていやがる!
『若鶏のディアボラ風』がひたすら前へ拳を振りかざす猪突猛進タイプなら、『柔らかチキンのチーズ焼き』は眼鏡をクイッと押し上げながら的確に急所を突いてくる冷静沈着タイプだ。
なんというゴールデンコンビ感。そうか、サイゼのチキンステーキとは「バディもの」だったのか。
もはや私にとってサイゼは、『若鶏のディアボラ風』と『柔らかチキンのチーズ焼き』を交互に食べ続ける場所である。永遠にこの2品だけ頼んでいたいとすら思う。
だがしかし。現時点で今後のチキンステーキの販売がどうなるのか、ハッキリしたことは何も分かっていないのだ。
・予定は未定
ネット上では「ゴールデンウィーク限定の復活では?」という噂も飛び交っているが、店員さんにそれとなく尋ねてみたところ、笑顔でうまくはぐらかされてしまった。
サイゼリヤからも公式な発表は出ておらず、先の見通しは不透明というのが実情である。
そう、未来のことなんて分からない。だからこそ今は、この2品をひたすら食べておこうと思う。皆さんも悔いのないよう駆け抜けていただきたい。
