●便利は便利 でも課題の方が多いかも…
一方で課題もある。もしかすると、課題のほうがたくさんあるかもしれない。
サイズ選びが肝 失敗すると二度手間なので実物は見ておきたい
まず、何を入れるのかを予めしっかり決めておかないと、中身がスカスカになったり、購入したケースでは小さすぎたり、なんてことが平気で起こる。筆者も「きれいに収まると気持ちが良い」と言いつつ、製品ページの見本のようにきれいに収納できた試しはない。できれば、実物を見て購入したいところだ。
実は真四角ではない ぴったり収まりづらい
形状も厄介だ。ケースを側面からよく見てみると、少しだけだが、底に向かうほど面積が狭くなっているのだ。サイズをしっかり測ったとしても、ぴったり収まらないケースも出てくる。
高さが合わないと中で動いて音がする
さらに問題は、ケースの厚みだ。製品のサイズ表記は外寸と内寸で分かれている。サイクリングやトレッキングで荷物をできるだけ少なくしたい、小さくしたいといった場合には、ケースは場所を取りやすい。また、重量自体もポーチと比べると重くなってしまう。
また、アクティビティで使う際には、高さもぴったりと合わせないと、ケースの中でものが動き音がする。音が気になる人は、この点も注意したい。フタの部分に設けられたメッシュポケットに、ケーブル類を入れ抑え込む、音を抑えるといった工夫が必要になってくるだろう。要はパッキングの中のパッキング術が必要になるわけだ。
すぐに取り出すものには不向き
また、中のものをサッと取り出すのにも不向きだ。いちいちケースのジッパーを全開する必要があるから、ケースを置けるスペースがないと開きづらく、機動力に欠ける。
●大事なもの・精密機器を守りたいなら使える 計算高い人ならもっと使える
整理すると、ハードケースは頻繁に取り出すものなどには不向き、ぴったり収めないと音がする、意外と場所を取る、といったところだ。
ただ、安心感はポーチなどとは大違い。持ち歩くけど、絶対に壊したくないものや精密機器があるなら、導入の価値はある。
そして、筆者のような感覚派ではなく、手持ちのガジェットと見比べて、ちゃんとサイズを測ることができるような几帳面で計算高い人の方が、このケースの使い道をよく理解できるだろう。自信がある人は試してみてほしい。

