「完璧にやらなきゃ痩せられない、と思っていました」と話すのはMさん(45歳・会社員)。食事制限や運動を始めても、最初は順調なのに途中で続かなくなる。その繰り返しに悩んでいたといいます。そこで見直したのが、“やり方”ではなく“考え方”。完璧に続けようとするのをやめたことで、無理なく続けられるように変わっていったそうです。
“100点をめざすほど続かなくなる”
「最初はやる気もあって、全部きちんとやろうとしていました」
食事も運動も、できるだけ完璧に。そう意識していたMさんですが、忙しい日や予定が崩れた日には継続が難しくなることも。「一度できなくなると、“もう意味がない”と感じて、やめてしまうことが多かったです」と振り返ります。

この“全か無か”の考え方が、結果的に継続を難しくしていた要因。行動科学の分野でも、目標が高すぎるほど中断しやすくなることは指摘されています。
“70点で続ける”という現実的な基準
そこでMさんが意識したのが、「完璧をめざさない」こと。例えば、運動は短時間でもOK、食事もすべて整えなくてもOK。できた部分に目を向けるようにしたといいます。
「70点で続けるを基準に、少しでもできたら“続いている”と考えるようにしました」
このマインドの変化によって、挫折することなく習慣化しやすくなったそう。重要だったのは、負担を下げて“続く状態”を作ることだったのです。
