・おっちょこちょいの母らしい矛盾
娘には「孫のことは気にするな」と言いきかせ、10年前の手紙もバッチリ手元に届くように手配した。
ところがどっこい、その手紙にはうっかり「小供はいますか」なんて書いていた……。
天国の母はそれはそれは慌てたと思う。「この手紙を読んだら娘が傷つく!」
しかし、手紙は絶対に娘の元に届いてしまう。
なんとか辻褄を合わせるよう、手紙が届く前に、私の元に子供が来るよう神様に母が慌ててお願いしに行ったのではないか……
というのが、我が家の解釈である。
あるいは、生まれてくるのは母の生まれ変わりか。
おっちょこちょいの母が、天国で血相を変えて神様の元へと走り回る姿を思い浮かべて、私も夫も叔母も手紙を見て笑ったのであった。
なんにせよ、お母さんどうもありがとう。もうすぐ生まれる子供にもこの話を聞かせようと思います。
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.
