ザ・プラン9のリーダーである、お~い!久馬が久馬歩名義で主催する公演『月刊コント』が5月9日(土)、自身の地元である大阪・岸和田製鋼マドカホールで開催されました。久馬の芸歴35周年を記念し、“故郷に錦号”と題されたこの日は、ザ・プラン9(久馬、浅越ゴエ、ヤナギブソン、きょうくん、コヴァンサン、爆ノ介)のメンバーはもちろん、見取り図(盛山晋太郎、リリー)、金属バット(小林圭輔、友保隼平)、紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)、カベポスター(永見大吾、浜田順平)、生姜猫(川﨑、ケージュ、カンサイ)という豪華ゲストが集結! いつもながらの久馬の“職人芸”で観客を爆笑の渦に巻き込みました。

ここでしか見られない金属バットのコントも!
2009年から毎月上演されてきた『月刊コント』は、出演者が披露するそれぞれのネタが、久馬の手がける“ブリッジコント”や“巻末コント”によって、公演全体でひとつの物語につながっていく仕掛けです。
今回の岸和田凱旋は芸歴30周年以来、2回目。この日、集まったメンバーの多くは“泉州(大阪府南西部)”にゆかりがあります。出演者の名前をセリフに散りばめながら紹介するオープニングでは、ゴエとヤナギブソンがさっそく“岸和田イジり”で笑わせるなど、ご当地色をのぞかせました。
おなじみのテーマ曲に乗せたVTRを経て、本編はザ・プラン9のコントからスタート。病院を舞台に、クセの強すぎる医師や患者たちが、ある手術をめぐってドタバタ劇を繰り広げます。

続いて登場した生姜猫が、記念写真をめぐるディスコミュニケーションで笑いを誘えば、カベポスターは刑事たちの捜査会議、紅しょうがは“追っかけ”を題材にした爆笑ネタを披露。
金属バットのコントは、まさに「ココでしか見られない」レア度満点の1本で、衝撃の結末まで持ち味全開です。ヤクザ風の衣装でコテコテにボケまくるリリーと、ひたすら翻弄され続ける盛山のやりとりで沸かせたのは見取り図。
合間のブリッジコントでは、ザ・プラン9の病院コントの“その後”や、カベポスターと生姜猫のネタが交錯する場面が描かれました。


見取り図扮する“あのカップル”も登場!
後半は、全6組のネタが一つにつながる“巻末コント”が開幕。「あのキャラクターはこの会社で働いていたのか!」「このキャラクターがあの人ときょうだいだったとは……」──まさかのつながりや展開を見せるたび、観客は大爆笑です。
もちろん、ここでも“岸和田ネタ”をたっぷり用意。紅しょうが・熊プロが客席に向かって「岸和田のじょしー!」とメッセージを送ったり、生姜猫・ケージュがお見舞いの品として泉州名物・水なすを取り出したり……。

久馬が“あるもの”を山車(だんじり)に見立てて舞台を走り回り、同じく岸和田っ子の生姜猫のメンバーが笛に太鼓、踊りで競演する名場面も飛び出しました。また、久馬は岸和田で過ごした少年時代を振り返り、なんとも切ないエピソードを紹介。
そして、見取り図扮する“あの”南大阪カップルが登場するサプライズもあります。
ほかにも、揃って結婚を発表したばかりのカベポスターをお祝いする趣向もしのばせるなど、細部までとことんこだわり、笑いを追求する“久馬イズム”あふれた90分超でした。

