令和の「監獄ルール」は維持か、撤廃か? 問われる競馬界の“生存戦略”
緩和を求める「人権・時代適合」の論理と、厳格な排除を求める「公正確保」の論理。この二つの正義が正面衝突している今、競馬界は進むべき道を見失っている。
空港並みのボディチェックで物理的に締め付けるのは、もはやいたちごっこだ。かといって、何の手策もなくスマホを解禁すれば、ファンは即座に「八百長」を疑うだろう。問われているのは、スマホを「隠す・隠さない」という低次元な争いではない。
例えば、特定のSNSのみを監視下で許可する「限定的な緩和」なのか、あるいは通信内容をAI等で厳密にログ管理する「ハイテクな監視」なのか。ファンが求めているのは、スマホに怯える運営の姿ではなく、どんな誘惑にも揺るがない「騎手の誇り」と、時代に即した「透明性の高い新たなルール」への抜本的な改革である。
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