●1回の充電で最大1000㎞の走行が可能
3件目に訪れたのは、太陽誘電のブース。こちらでは「FEREMO(フェリモ)」という次世代回生電動アシストシステムが紹介されていた。
電動車に欠かせないのが充電だ。ロングライドを楽しむ人ほどその頻度は多くなり、煩わしさを感じるかもしれない。それに対し、電子機器メーカーの同社が開発した本システム搭載の自転車は、下り坂など漕いでいない際の運動エネルギーを電気として回収。バッテリーと発電エネルギーを組み合わせることで、1回の充電で最大1000㎞の走行が可能になるという。
バッテリーにUSBアダプタを取り付けることで、発電エネルギーをスマホの充電等に使うこともでき、もしもの時にも心強い。
特に電力が必要という際は「スマート発電モード」に切り替えることで、アシストを切り充電だけに集中できる。3段階の発電モードがあり、2番目に発電量が大きい発電モード2の場合、約1.2kmの走行でスマホ1台分の電力量が充電できるという。
●次の購入時には、選択肢のひとつに入れたい
正直なところ、電動アシスト自転車の知識ゼロで訪れた「SPORTS e-BIKE EXPO」。電動車といえばママチャリの進化版というイメージが自分の中で定着していたが、今のスタイルを変えずに乗れたり、電動車だからこその楽しみ方があることも分かった。今すぐ買い替えとはいかないが、次の購入時には選択肢のひとつに十分入ってくると確認させてくれた機会だった。
■Profile
鈴木翔
旅と暮らしを愛する編集ライター。総合情報誌、ライフスタイル誌などの編集・記者を10年経験した後に独立。以降、フリーランスとして幅広い領域のメディアに関わる。世界を旅するようにさまざまな業界を取材活動で泳ぎ、生活者感覚を大切にしながら堅いことでも柔らかく伝えるのがモットー。静岡県出身で、現在は東京・中央線沿線のサブカル街で暮らす。

