実は、お尻のこりは放っておくと腰痛や姿勢崩れにもつながるかもしれません。
この記事では、お尻が硬くなる原因と仕事中でもできる簡単ストレッチについて、あんしん漢方所属ヨガインストラクターの高橋かなこさんに解説いただきます。
お尻がガチガチでだる重……
デスクワーク中心の生活をしていると、「お尻が硬い」「重だるい」と感じることが多々あるかもしれません。
この原因のひとつが、長時間座りっぱなしによる筋肉の圧迫です。
座っているあいだ、お尻の筋肉は体重を支え続けるため、血流が低下して徐々に硬くなってしまう傾向にあります。
さらに、お尻の筋肉が使われない状態が続くと、筋肉の機能が低下して股関節の動きも悪くなりやすいといわれています。
その結果、立つ・歩くといった基本動作にも影響が出て、からだのだるさや疲れやすさを感じやすくなるのです。
また、股関節まわりが硬くなると骨盤の動きが制限され、猫背や反り腰といった姿勢の崩れにもつながります。
これは単なる「こり」ではなく、からだのバランスが崩れているサインともいえるでしょう。
つまり、お尻のガチガチ感は「座りすぎ」「動かなさ」「姿勢のクセ」が重なって起こる、現代人に多くみられる不調なのです。
座りっぱなしでもできるガチガチお尻ケア2選
お尻のこりを放置するのはおすすめできません。
そこで、忙しい毎日でも取り入れやすい「イスに座りながらできるお尻ケア」をご紹介します。
仕事中や合間にできる簡単ケアなので、気づいたときに試してみてくださいね。
4の字ストレッチ
イスに座ったままできるストレッチです。
- 片足を反対の太ももにのせる(足首はひざの上)。
- 背筋を伸ばしたまま、ゆっくり上体を前に倒す。
- お尻が伸びるのを感じながら20〜30秒キープする。
このストレッチは、お尻の筋肉をしっかり伸ばせるのが特徴です。
また、股関節の動きにもアプローチできるので、腰への負担軽減にもつながります。
テニスボールを使ったこりほぐし
お尻のこりを狙ってほぐしたい人は、テニスボールを使うのもおすすめです。お尻とイスのあいだにテニスボールを置いて、こりが気になるポイントを探して小さく前後左右に動いてみましょう。
体重をかけすぎると内出血などのトラブルにつながる恐れがあるので、痛気持ちいい程度の刺激にとどめてくださいね。