・時間制で健全に遊べる
こりゃもう遊んでいくしかねえ! 店の仕組みはとてもシンプル。時間制1時間1000円、2時間2000円、3000円で遊び放題となっている。
購入したカードをお店の人に渡して終了時間を書いてもらい、首からぶら下げることになる。これがあれば店の出入りは自由だ。1日遊んでいる間に、ちょっと食事に出ることもできる。
勤務経験があるとはいえ、私も熱烈なファンではないからわからないものも多いが、設置台はデジパチ以前の羽根物が中心。イベント台は前方の赤いエリアのもののようだ。
「アレパチ」(アレンジパチンコ)のコーナーに2つほど名前のわかるものがあった。「エキサイト」と「ダイナマイト」だ。
なぜわかるかというと、私が敬愛するロックバンド「人間椅子」の楽曲に同名のものがあるからだ。バンドのベースボーカル鈴木研一さんはパチンコ好きで、この2つの台に関する曲を作っている。いずれもカッコよくて好きだ。そういえば「羽根物人生」って曲もあったな。
店内の様子は昭和にタイムスリップしたみたい。
現在は装飾・電飾・ディスプレイで煌びやかな台がほとんどだが、ここには人の手がかかった素朴なものばかり。派手さはないけど、これらが現役で稼働しているところを見ると、お店の人が愛情をもってメンテナンスしていることがよくわかる。
パチンコ台が70台にスロット台が19台。それらのリストはお店の公式ページに記載されているので、気になる人はチェックして頂きたい。
先に挙げたエキサイトもダイナマイトも、そしてこのサンディエゴもアレパチと言われる部類のものだ。
これらの台はとても古いもので、今のパチンコ店ではルール上置けなくなった。おおまかに「みなし機」と言われる部類に入る。それら行き場を失くした名機をスクラップにせずに、第2の人生として現役のように遊べる。それがここの最大の特徴である。
ちなみにコレ、手打ちの台だ。もう骨董品の域、これを遊べるって本当に渋いお店だなあ。
でも、手打ちはちょっと疲れるので、私は「アルファローズ」という台で遊んでみることにした。
玉は最初から箱いっぱい。普通は貸し玉機から玉を得るもんなんだけど、この状態でスタートするのは初めてだな。
玉を流し込む動作も懐かしい。玉を握るのも久しぶりだから、こぼれまくっちゃうよ。
ハンドルを握って遊戯スタート! ちなみにハンドルの固定は輪ゴムだったらOK。小銭を挟むと故障の原因になるのでNGです。
いや~! 懐かしいなあ。玉がバチバチと弾けてジャラジャラと出て来る感じ。羽根が開くと流れる「メリーさんの羊」もエモい!
勤めてた頃はしんどくて見るのもイヤになったのに、今は懐かしさにニヤケてしまうよ。時折お店の人が店内マイクでしゃべるところもうれしいなあ。もうこんなの聞ける店、ないんだよ。本当に。
少し打ったけど反応が鈍いから隣の島に移動。「紅薔薇」という台に挑んでみよう。
なんか回ってるか回ってないか、わからないまま玉を全部吸われてしまった……。
でも大丈夫! 代わりはあるからね。時間内ならいくら飲まれても終わりじゃない!
時間制で好きな台を好きなだけ打てるって、とても健全だ。パチンコ台の持つゲーム性を楽しむのに最適なゲームセンターだ。若き日に夢中になった台をもう1度打ちたい、そんな人におすすめの店。福生を訪ねる際に、立ち寄って頂きたい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 ゲームセンター タンポポ
住所 東京都福生市本町135
時間 10:00~20:00
定休日 水曜日(祝日を除く)
参考リンク:ゲームセンター タンポポ、Youtubeチャンネル「パチンコ店買い取ってみた」
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Screenshot:Google Maps
