ダウンスイングで前傾をしっかりキープ

金田選手の美しさのポイントは、腰の回転量の多さです。バックスイングではあまり大きく回しませんが、ダウンスイングからインパクトにかけてのキレがすごい。腰が完全に目標を向くくらい大きく回っています(❹ ❺)。この腰の回転はクラブの加速力につながっています。鋭く回転させるのは腰だけ。切り返し以降、上半身も一緒にボールへ向いてしまうと加速力が上がらず、振り遅れの原因になります。インパクトまでに腰は切っても、上半身はなるべく右へ向けたままにしてください。

【Point】両腕の間隔を変えずにキープするのも前傾キープのコツ(写真⑤)
腰をうまく回すには、ダウンスイングでの前傾キープが重要です(❹)。アマチュアは腰を回そうとすると、ダウンスイングで右ヒザと腰が前に出て、体が起き上がってしまう人が多い。腰は前傾させた骨盤の向きをキープ。右ヒザは前ではなく、目標方向に向くように回すと前傾がキープできます。これは、アドレスしたら腰をどのくらい回してインパクトするかを予行練習してみましょう。その形を実際のスイングで再現して打つのがオススメです。

このスイングは柔軟性が必要なので、体が柔らかい男性か女性にマネてほしいですね。キンクミちゃんが好きで憧れているけど体が硬い男性やシニアは、腰を痛めてしまうかもしれないので気をつけてください。
いかがでしたか。3人のスイングをぜひ参考にてしてください!

解説=吉田栄太
●よしだ・えいた/埼玉県出身。03年より堀尾研仁に師事し、ゴルフティーチング理論を学ぶ。12年にJPGAティーチングプロB級を取得。落ち着いた話し方と丁寧な指導方法に定評があり、東京都・有楽町駅近くの「ビームス&ウインズステーション」でレッスン中。

稲見萌寧
●いなみ・もね/1999年生まれ、東京都出身。166cm。19年のセンチュリー21レディスで初優勝を果たすと、賞金ランキング13位に入り、シード権を獲得。新人賞も受賞。

三浦桃香
●みうら・ももか/1999年生まれ、宮崎県出身。169cm。高校1年でマンシングウェア東海クラシック、サマンサタバサガールズコレクションレディースに出場し、ベストアマチュア賞を獲得。

金田久美子
●かねだ・くみこ/1989年生まれ、愛知県出身。166cm。幼少のころから天才少女として注目を浴び、11年のフジサンケイレディスでツアー初優勝。「キンクミ」の愛称で親しまれている人気プロ。スタンレー電気所属。
写真=高橋淳司

