粗品「こんな素敵な年の取り方をしたい」
会見中、記者からは、カウスと粗品の「共通点」について質問が投げかけられました。
カウスは「人を楽しませることが自分の喜び」という面が共通している、と言います。
続けて「どちらも劇場が大好きです。誰よりもお客様に喜んでいただきたい。何かを見て芸人になりたい(と思った)とかじゃなしに、持って生まれたものもあるんじゃないのかな。共通している『人を楽しませることが好き』の部分だけで(ふたりで)何時間も喋れる」とコメント。最後に「それ以外、粗品は僕のことあまり尊敬していない」とオチをつけました。
一方、粗品は「よしもと漫才劇場」が立ち上がった際、カウスがその想いを若手たちにぶつけたことがあったと回顧。本会見中にもカウスが話していた若手時代にGパン、Tシャツで漫才をし、出囃子を伝統あるものから洋楽にした話、喫茶店で女子高生にネタを試していた話など、当時も語っていたとのこと。そうしたカウスの想いに粗品は「シビれた」と表現します。

「時代への抗い方、お笑いを前に進めた話、あとはお客様への向き合い方など、めっちゃいいなと思ったんです。僭越ながら近しい理念があるのかな、あればいいなと思ったし、すごく大切なことを言っているなと思いました。それが時を経て、こうした節目の晴れの舞台でまた同じ話が聞けて、自分も成長したなか、間違ってなかったんやなって思えたのが嬉しくて。お客様への向き合いや、若い方に向けて新しいことをしたいという理念。僭越ながら、そこが共通しているのかなと思います」と語りました。
粗品の“カウス愛”は止まりません。尊敬している点については、「シンプルに面白い方やなって思うんです。口が過ぎて申し訳ないんですけど、分かりやすく言うと、若い感性を持っている」と紹介。賞レースでの感想を聞いても、指摘が鋭いと言います。
「自分も正直、去年からお笑いの審査員を務めさせていただき、お笑いに対する解像度が高く、言語化もうまいと自負しているんですけど、数倍凌駕する熱量で『あそこのあれはこう』、『あそこのコントのカメラワークはいけない』とか、この年齢でアンテナやばいなって思っています。話術もえぐいし、お話の吸引力がすごいんで、めっちゃ引き込まれる。僕もこんな素敵な年の取り方をしたいなって思っています」と語っていました。
