山本圭壱(極楽とんぼ)が率いる“軍団山本”による初のコントライブが、8月9日(日)に東京・YOSHIMOTO ROPPONGI THEATERで開催されます。『逃亡者たち!〜軍団山本スペシャルコントライブ〜』と題された今回のライブには、リーダーの山本をはじめ、遠藤章造(ココリコ)、田村淳、ワッキー(ペナルティ)、庄司智春(品川庄司)に加えてシークレットゲストが出演。5月18日(月)には発表会見が行われ、会見後には5人が揃ってファニマガの独占インタビューに応じてくれました。

“逃げてきたメンバー”による本気のコント?
会見は、MCを務めた淳による「軍団山本とはなんぞや」という説明から始まりました。
「僕らは銀座7丁目という劇場出身で、そのいちばん上にいたのが極楽とんぼさん。そのなかで、山本さんを慕う後輩が集まったプライベート集団だったんです」
軍団山本の特徴は「ネタを書かないほうが集まった」とのことで、今回のライブタイトル『逃亡者たち!』について淳は「約30年間、ネタ作りを相方に任せて逃げてきたメンバーが、本気でコントをやってみようということ」と説明しました。
約30年の時を経て、初めてのコントライブに挑戦するきっかけは、昨年暮れ、軍団山本が作家で元芸人の石原健次さんと食事をしたこと。山本が「先生(石原)が本を書いてくださるならやりますよ」と話したことから実現したそうです。

ここで淳が「お気づきの通り、今回もネタは僕らが書くわけではない」と、ネタ作りからの“逃亡”を暴露すると、山本が「言うなよ!」とくぎを刺し、笑いを誘いました。
今回のコントついてワッキーは「5人だからちょうどドリフみたいなことができる」と期待します。これには淳が「おこがましいよ」と即座にツッコミますが、ワッキーはひるまずに配役を発表。“高木ブー役”となった山本が「体型?」とツッコんで、会場は再び笑いに包まれました。
淳は本番に向けて「あの軍団なんかチャラチャラしてたけど、いよいよ芸歴30年以上経って、やっと本気になったんだなってところを見せたい」と熱弁。また、山本もこう宣言しました。
「今回だけで終わろうという気持ちはさらさらない。みんなの思い出の地でもやりたいし、また来年以降も何回も続けていって、初めてこのライブの価値が出ると思います」

山本の“いちばんの良さ”を封じられた状態でコント?
会見終了後、メンバー全員を直撃しました。
――皆さんは近年も、BSよしもとの番組『軍団山本キャンプ』などで共演していますが、5人でステージに立つのは銀座7丁目劇場以来になるのでしょうか?
山本 いや、この5人だけで舞台に立つのは本当に初めてじゃない?
庄司 初めてですね。
ワッキー むかしルミネtheよしもとで、淳抜きの4人では出ていたんですよ。ちょっとしたユニットコントをやっていたんですけど、そのときも「淳が来てくれたら」みたいな話をしていたので。
庄司 淳さんはなんで逃げたんですか、あのとき?
淳 イヤだったからね。あんまり居心地よくないのよ、板の上が。
庄司 そんなことないでしょ!(笑)
――カメラの前で見せる軍団山本と、舞台の上で見せる軍団山本には、どんな違いが出そうですか?
淳 どうなんでしょうね。その違いを、自分たちも知りたいところがあります。でも、きっと変わらないですよね。山本さんには“山本道”があると思う。
山本 うん。変わらないと思う、私はね。

――「軍団山本」の面白さは、どんなところにあると思いますか?
淳 僕らは芸事でつながっていないというのが、面白いんだと思います。
山本 そうだね。プライベート集団だから。
庄司 なかなか珍しいですよね(笑)。
山本 普通は芸人が集まったら、大喜利的なことをやったりするじゃないですか。我々は大喜利なんて1回もやったことないもんね。
淳 どこに旅行に行くと楽しいかとか、そんなことしか話してこなかったですよね。
一同 (笑)
庄司 でも面白さで言うと、山本さんは「降りてくるの待ち」みたいなところがあるじゃないですか。面白いものを降ろさせるのが得意。
山本 アドリブ系だよね。
遠藤 でも今回は、ちゃんとした本がありますから。
淳 いちばんの良さを封じられた状態でのコントライブ。
山本 そこが心配ですね。
――山本さんに笑いが降りてこなかったことはないんですか?
淳 降ってくるまで続けるんで(笑)。
ワッキー むかし銀座7丁目劇場のネタ時間って10分だったんです。だけど降ってこなくて、50分やってたから(笑)。
庄司 でも、それも最終的には降ってきたんですもんね。
山本 最終的にはね。
淳 最終的にはみんなが笑い出すんでね。その底力はある。ただ、今回は1時間半って時間が決まってるんで。
ワッキー そうなんですよ。50分やっちゃダメですよ?
山本 短いですよね、舞台の時間が。
ワッキー 短くないよ(笑)。
遠藤 普通ですよ(笑)。

――ちなみに今回は、ネタを自分たちで書こうという話にはならなかったんですか?
山本 全然!
淳 書けないですから。
遠藤 そもそも、“何B”を持てばいいのかもわかんないし。
ワッキー 鉛筆の?
遠藤 2Bなのかなあ……。
淳 なんでもいいですよ(笑)。
ワッキー HBでいいですよ(笑)。でも、作家の石原さんとも30年ぐらいの付き合いだから、僕らがどんな人間かわかっている。どこがストロングかわかっているから、そういうコントを作ってくれるんじゃないかと思います。
遠藤 石原さんは、もともとインパクトさんというトリオで、若いときから本当にネタがめちゃくちゃ面白かったので。そこはすごく楽しみにしていますね。