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18歳の美空ひばり、未発表音源が70年ぶりに甦る——“歌謡界の女王”の超人伝説が再び動き出す

18歳の美空ひばり、未発表音源が70年ぶりに甦る——“歌謡界の女王”の超人伝説が再び動き出す

18歳の美空ひばり、未発表音源が70年ぶりに甦る

今年2026年は、美空ひばり氏が1946年に初舞台を踏んでから、芸能生活80周年という記念すべき節目の年を迎えている。

そんなアニバーサリーイヤーに、日本音楽史を揺るがす大ニュースが飛び込んできた。日本コロムビアのマスターテープ保管庫から、70年間一度も世に出ていない18歳の美空ひばりの未発表オリジナル音源『二人きりで』が奇跡的に発掘されたのだ。

没後にオリジナル楽曲が見つかるのは実にあの日から17年ぶりのことである。今の10代や20代にとっては「歴史上の人物」かもしれない美空ひばりだが、今回の新曲解禁を機に、現代の音楽ファンも絶対に知っておくべき「女王の超人伝説」とその凄さの理由に迫りたい。

現代のJ-POP界も大いなる衝撃を受ける「天才」を超えた驚異の音楽性

今の若い世代にとって、美空ひばりという名前は教科書の中の偉人に近いかもしれない。しかし、彼女が残した足跡は、現代のどんなトップアーティストも容易に真似できないレベルの超人そのものだった。

楽譜が読めなかったとされる幼少期から、彼女は初見の歌であっても一度聴いただけでメロディも歌詞も完璧に記憶し、自分のものとして歌いきる圧倒的なセンスを持っていた。

また、劇場での大歓声や大音量のオーケストラ演奏の中にいても、スタジオブースのドアノブがわずかに鳴ったノイズを瞬時に聞き分けたという、超人的な聴覚にまつわる伝説も残っている。

生涯で録音した楽曲数は実に約1500曲にのぼるが、レコーディングにおいて、彼女はほとんど録り直しをしない一発録りが当たり前だったという。

今回発掘された18歳の歌声も、そんな圧倒的な高いクオリティの中で吹き込まれた奇跡の一枚なのだ。

■ 少女から大人へ――戦後復興の光となった「18歳の歌声」

音源が録音された1956年(昭和31年)といえば、日本が戦争の傷跡からようやく立ち直り、経済白書に「もはや戦後ではない」と記述された大きな転換期の時代であった。

9歳で天才少女歌手としてデビューし、大人たちの期待と戦後日本の復興の希望をその背中に一人で背負い続けてきた美空ひばり氏。今回見つかった『二人きりで』は、彼女がちょうど18歳という、少女から大人へと移ろいゆく瑞々しい季節にレコーディングされている。

ひばりプロダクションの加藤和也社長が「母の歌声からは平和な青春の輝きを感じ取ることができます」と語るように、過酷な芸能界の第一線に身を置きながらも、18歳の等身大の少女として恋心を歌ったその声は、70年の時を超えて現代に生きる同世代の若者の心にも、新鮮な輝きをもって響くはずだ。

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配信元: 週刊実話WEB

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