12球団トップの早さで20敗に到達した中日ドラゴンズ。
このままでは「球団創設90周年のメモリアルイヤーで最下位」ということにもなりかねない。
しかし、地元では二軍も合わせて"モテモテ"なのだ。
「昨季終了後、バンテリンドームの外野フェンス前に観客席を新設する『ホームランウイング』計画とほぼ同時に決まったのが、二軍本拠地のナゴヤ球場の移転でした。球団は現時点で2030年代前半の移転、6万平方メートル以上、原則でバンテリンドームから車で1時間以内としか発表していませんが、22の自治体が立候補や検討を表明し、争奪戦が繰り広げられています」(地元メディア)
おらが町に!知事や市長が直談判する誘致熱
愛知県の蒲郡市、安城市、尾張旭市、岐阜県の笠松町などでは市長、町長自らが会見で「おらが町に!」と訴えていた。
また、津島市では誘致の実質的な市民グループも立ち上がっていた。
小牧市では、昭和63年オープンの市民球場で中日のオープン戦が行われてきた。
行政は、その実績と関係性もアピールしている。
近年の中日は最下位争いを続けているが、本拠地・バンテリンドームは連日満員。
"強い地元愛"に支えられてきたが、移転するのは二軍だ。
球団もこの反響の大きさに驚いているのではないだろうか。
「昨年オフ、ナゴヤ球場の一部スタンド席の土台が修繕されたと聞いています。JR尾頭橋駅から徒歩で10分弱、球場スタンドから新幹線も見えます。立地条件では最高ですが、老朽化は隠しきれません。足元を見ると、ヒビ割れがあったりします」(同)
確実な経済効果をもたらす二軍球場の価値
移転はまだ先の話だが、二軍球場を勝ち取ることは自治体にとって、重大な経済活動でもあるという。
「中日は最下位でも満員になる地元の人気球団です。平日の二軍戦でも観戦者が多く、確実な経済効果と交流人口の増加が見込めます。二軍球場を得れば、財政面で潤うのは必至です」(愛知県庁関係者)
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