何気なく送った月曜の夜のメッセージ
私はベッドに寝転びながらスマホを眺めていました。彼との一日の出来事を共有したやりとりが、画面の中にずらりと並んでいます。少し前から「自分、メッセージ送りすぎかも」とふと気になっていたのです。仕事中でも気にかけてしまうし、返信が遅いと不安になる。これって依存気味かもしれない、と。 そこで軽い気持ちで一通送りました。「最近やりとり多いし、メッセージ減らそう、依存しすぎかも(笑)」。本気で減らしたいわけではなく、半分は冗談、半分は彼の反応を見たかっただけだったのです。 すぐに既読がつきました。返信を待ちながら、何を返してくれるかなと、少しだけ期待していたかもしれません。
『おう』の一言にぐらついた心
5分ほど経って、画面に通知が届きました。期待しながら開いた画面を開くと、そこにあったのは、たった一行。
『おう』。それだけだったのです。
「え、これだけ?」。
思わず声がもれました。続いて、ふつふつと怒りが湧いてきたのです。冗談まじりで送ったつもりでも、こちらは少し勇気を出して投げかけた言葉です。それなのに、返ってきたのが『おう』のひとことだけだなんて。 頭の中で、勝手に物語が組み上がっていきました。
きっと彼は、私とのやりとりを面倒に思っていたんだ。「依存しすぎ」と言われて、ようやく距離を置けると安堵したのかもしれない。重く思われていたのに、自分だけ楽しんでいたのか、と。
