「ジャンキースペシャル」の名物マネージャー・カルロス西さんがテーマに合わせてコーディネイトを指南するこの連載。第11回のテーマは「ハワイアンシャツの着回し術」。随所にこだわりが詰まった、一歩先ゆくコーディネイトをご覧あれ!
着こなしの幅を広げるミリタリーとの組み合わせ
富士山と茄子が大胆にあしらわれたハワイアンシャツと、フロッグスキンのP-44ユーティリティパンツ。難しいと言われる柄と柄の組み合わせも、明確な意図を持ってアイテム選びを行えば、ミリタリースタイルにも自然にハワイアンシャツを取り入れることができる。
「違う柄でも、国や年代といった背景の情報を合わせることでまとまりがでてくると思います。また、色味を合わせることも、比較的簡単に、コーディネイトの完成度を高めることができる有効な手段ですね」

「ジャンキースペシャル」統括責任者・カルロス西さん|アメカジの名店「ジャンキースペシャル」の名物マネージャー。豊富な知識に加え、ワーク、ミリタリーを中心とした幅広いアメカジスタイルに定評があり、多くのフォロワーを獲得している
着まわしたのはこちらのアイテム!

古着市場でも高く評価される「デューク・カハナモク」の1950年代前期のヴィンテージを完全復刻。今回は3色展開の中、グリーンを選択。富士山と茄子、2つの縁起物があしらわれた1着。33,000円
細部のこだわりがもたらす品格

オーバーオールを取り入れたワークスタイルは無骨で男臭い雰囲気になりがちだが、中にハワイアンシャツを差し込むことで、抜け感のある軽やかな印象に。シャツのボタンを首元まで閉めて、キャスケットとブーツを黒で揃えることでコーディネートの先端に規律をもたらし、1段上の大人なワークスタイルを完成させている。「ミリタリーやワークなど、多様なスタイルに合わせやすい、汎用性抜群のオーバーオールを中心に、着こなしや配色で少し上品な雰囲気を出せるようにまとめてみました。個人的にオーバーオールが好きなので、ハワイアンシャツとの少し異色な組み合わせを楽しむことも多いです」
ハワイアンシャツ33,000円/デューク・カハナモク、ブーツ/バズリクソンズ、オーバーオール/ヘッドライト、キャスケットハット/ミスター ファットマン、メガネ/レイバン
ラギッドな装いに程よい抜け感

上下デニムのいわゆるデニム・オン・デニムにハワイアンシャツをインナー使いで取り入れたラギッドスタイル。メキシカン・カウボーイと深い繋がりをもつハワイ島カフア牧場のベルトと、デニムのセットアップに負けない無骨な存在感を放つウエスタンブーツが、コーディネートの要所を引き締め、コーディネイトの完成度を高めている。「デニムジャケットの着丈が短いので、シャツはタックインしてバランスを取りました。インナーに長袖のハワイアンシャツを採用することで、デニムジャケットの袖口から少しシャツ袖が出て、手元のさりげないアクセントになるのも、長袖ならではの楽しみ方だと思いますね」
ハワイアンシャツ33,000円/デューク・カハナモク、デニムジャケット、デニムパンツ/ともにサンサーフ、ブーツ/リオスオブメルセデス、ハット/ミスター ファットマン、ベルト/ヴィンテージ